みなさん、元気ですか〜!
今日も、マム☆レター はじまりまーす (ご破算で願いましては〜)
藤島☆結(ふじしまゆう)@ナビゲーターがそろばんを弾いてお届けします♪
こう見えて私、藤島は珠算検定1級の実力(?)の持ち主なんです^^
しか〜し・・・合格からウン十年、家計を預かる主婦となった今。
家計簿マム7に出会うまでのそろばん勘定は「ザル」もいいところ!
最近になってようやく、やや大ざっぱながらも我が家の収支が見えてきた、そんな有り様。
先行き不透明な現代社会。
莫大な収入があるならいざ知らず、大切な家族を守っていくには
「要るもの」と「要らないもの」を見極めた家計管理が大切です。
そんな私たちのお手本となる人物が
幕末の加賀藩にいました。
武士・猪山直之。
刀を振るって剣術稽古
・・・そんな武士のイメージを覆す彼の職務は
「御算用者(ごさんようもの)」といって、
今でいう会計や経理。
加賀百万石の財政を担う150人のそろばん精鋭部隊の一員だったのです!
そんな直之をモデルにした映画『武士の家計簿』が明日12/4(土)から全国公開されます。
そろばんの才能を買われて御算用場(藩の会計部門)で出世してゆく直之。
ところが、武家社会の決まりごとによって家計の赤字は増え続けていました!
例えば武士は、身分に合った人数を雇わなくてはなりません。
冠婚葬祭や親戚づきあいなどお金のかかる年中行事も、武家では重んじられています。
結果、積もり積もった猪山家の借金はなんと年収の2倍に(>_<)
でも、ここからが会計のプロである御算用者・直之の腕の見せどころです。
知恵の詰まった"やりくり術"をご紹介しましょう!
★その1:家財を売り払う
家族全員が最低限のものだけを残して、本、茶道具から着物まで計88品目を売却。
「使うもの」「使わないもの」をきっちり見分け、現代換算約1,025万円を捻出しました!
直之の妻・お駒も大切な嫁入り道具を売却。献身的に夫に尽くす姿がうかがえます^^
★その2:質素倹約に努める
・息子の袴儀(はかまぎ)の祝いの鯛を絵に描いた鯛で乗り切った!
・職場に持参する弁当は豪華なものを止め、竹皮に包んだ握り飯とさつまいもに!
・売り払った囲碁セットに代わり、手書きの碁盤と貝殻で作った碁石で一局!
子供の行事など大切なことはきちんと行い、削れるところを削る知恵と工夫が立派です^^
そして何といっても・・・
★その3:家計簿をつける!
かかった費用はその日のうちに記録。
古書店で実際に発見された猪山家36年間にわたる家計簿は、
わずか2〜3ミリの小さな文字でびっしりと
まんじゅう1個、大根1本まで余さず記録する緻密なものだったといいます(驚)
幕末の動乱から明治維新という激動の時代、
世間体や見栄を捨てて誠実に生きた直之と、
それを支える家族3代の物語。
主人公・猪山直之に堺雅人さん、
その賢妻・お駒に仲間由紀恵さん、
他豪華キャストが勢ぞろいの本作です。
ぜひ、映画館へお急ぎください♪
<『武士の家計簿』公式サイトはこちら>
次は『ハッピーライフナビ 知っ得!家計相談室』のコーナーです♪
今回は読めば正月がハッピーになる!振角さんが語る"深くてイイ"12月の使い方です。
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