お便りコーナーで前回、「みなさんは今年、どんな年始を過ごしましたか?」
というテーマで募集を行ったところ、
ジェニーちゃんさんからこんな切実なお便りを頂きました。
『年始の話』
明るい話で無くて申し訳有りませんが・・・・
現在"老々介護"の真っ最中で、上から下までと食事の面倒を見ています。
食欲だけは満腹感が無くなっていて旺盛ですが、食べれば出る方が出るので、これまた大変です。
痴呆老人介護は見ると聞くとでは大違いです、実際に
その場に直面して初めて解りました。
特に昼夜が逆転していて深夜になっても眠気を催さず、横で介護している方がくたばりそうです。
こんな生活になって何年過ぎたのか忘れました、私も痴呆が進んだのかも知れません。
思い詰めた心が伝わってきます。大丈夫でしょうか?
自分の状況などとは比較にもなりませんが、
私もちょうど2人目を出産し、妊娠中はずっと体の不調に悩まされ、イライラし、
生んだら楽になるかと思ったら体のあちこちにトラブルが発生、
実は退院後もなかなか満足に動くことができず、泣きそうな日々が続いています。
それでも相方は健康で仕事をしてくれているし、実母がヘルプに駆けつけてくれ、
病院のアドバイスや地域の子育て支援サービスにも頼りながら
最大限、自分の体を治すことに集中させてもらえていると思います。
辛いけれど、赤ちゃんは可愛いし、
まだまだ前向きに頑張る余地はあるのですよね・・・
高齢者と要介護高齢者、という現場の苦痛は想像に余りあります。
21世紀の半ばには3人に1人が65歳以上という超高齢化社会が予想されている日本。
家庭の事情で高齢者の方が高齢者の方を介護せざるを得ない「老老介護」は
今現在も既に国中で噴出している社会問題です。
私の母親も、数年間、父方の祖母の介護をしていたことがあります。
福祉施設のショートステイやデイサービスを利用しながらでしたが
当時の母は本当に大変そうでした。
遠方で会社勤めをしていた私は全く、介護に関わることがありませんでしたが
祖母が亡くなって初めて、
「どうして仕事を辞めておばあちゃんの面倒をみなかったのだろう?」と泣きました。
私をとても可愛がってくれた祖母でした。
他の読者のみなさんからも、以前、お便りコーナーに
介護が本当に大変だ、というお話をいただいたことがありました。
同じように介護で精神的にも肉体的にも、そして経済的にも追い詰められている方が
たくさんいらっしゃるに違いありません。
どうすれば要介護者とともに前を向いて「生きる道」が見つかるのでしょうか?
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
次にお会いするのは
1月25日(火)です(^^)/~~~ See You Next Week!
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