今年の3月10日から申請受付が始まった「省エネ住宅ポイント」。
「省エネ」「バリアフリー」「耐震」などの
条件を満たす住宅を新築・購入した場合や、
持ち家のエコリフォーム(※)を行った場合に、
内容に応じて国からポイントが発行される制度です。
所得制限はありません。
※賃貸住まいでもオーナーがリフォームを了承した場合は対象になります。
実家のリフォームを、同居していない子供が発注した場合も対象です。
発行ポイント数の上限は1戸当たり30万ポイント。
耐震改修も併せて行うと上限が15万ポイント追加されます。
1ポイント=1円相当で商品券やプリペイドカード、
省エネ関連商品などと交換できるほか、
環境保護や復興支援の寄附金に充てたり、
ポイント発行対象外の追加工事の費用として即時交換することもできます。
ポイント発行の対象になるのは、
「窓の断熱改修」
「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」
「設備エコ改修(=太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯器・節湯水栓のうち3種類以上)」。
これらに併せて、バリアフリー改修や耐震改修、
リフォーム瑕疵保険への加入などを行うと、
それもポイントの対象となります。
リフォーム業者のウェブサイトなどに、
リフォームプランと獲得ポイント数の具体例が掲載されているので
参考にするといいでしょう。
「省エネ住宅ポイント」の発行は、予算905億円を達成次第、終了となります。
5月末時点での発行済みポイント数は、約87億ポイントです。
ポイント発行の申請は、遅くとも今年の11月30日には締め切るそうです。
最大で30万円〜45万円相当、お得になる制度は魅力的ですが、
期間限定につられて不要なリフォームに走らないよう、
家計とよく相談して冷静に判断しましょう。
こちらの制度の詳細は、
省エネ住宅ポイント事務局ホームページをご参照ください。
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