店頭で籠に入った松茸を見かけるようになりました。
例年、眺めるだけで通り過ぎますが(苦笑)、
今年は口にすることがあるのでしょうかっ!?
食べて本物の知識を得られるかどうかは分からないけれど、
とりあえず松茸のいろいろな情報を集めてみました^^
★人工栽培困難な高級食材!
シメジやしいたけ、エリンギなどお馴染みのキノコ類は、
基本的に人工栽培で作られており、安価に市場に出回っています。
では、なぜ松茸だけが高級なのかというと、
生きた植物(アカマツ)の根に寄生する菌根菌の菌糸が伸びて松茸になるためで、
これを人工の環境で作り出すのは困難だからなのです。
★欧米では嫌われる!?マツタケの香り
日本では「香りまつたけ、味しめじ」とその芳香が好まれていますが、
欧米人にとってはなんと、
「革靴にこもった臭気」、「数ヶ月間風呂に入っていない不潔な人の臭い」、
などと同レベルに感じられるのだとか。
★松茸狩り成功への道
・朝一番で山に登り、日没から朝までに成長したものをいち早く見つけよう。
・松茸のかさの裏側を見つけるぐらいに姿勢を低くしよう。
・山の峰沿いがお勧め。
・出やすい山の斜面は南、西、東、の順。日当たりが良く、水はけが良く、
風通しの良い雑木の少ないところで、雑菌の臭いがしないところ。
・一本見つけたところの周り2メートル。
★ニセモノがある!?
・「マツタケモドキ」柄の部分の下の方が急に細くなっていて、香りがしない
・「バカマツタケ」松林でなく雑木林に生えており、少し小さめ
・「ニセマツタケ」生える時期が少し早く、香りが弱い
★下処理&保存方法
石づきを取り除きます(果物の皮を剥くように表面を削る)。
また松茸は天然物なので食中毒予防のためにサッと水洗いする方が良いそうです。
水分はキッチンペーパーなどですぐに拭き取りましょう。
保存する場合は、冷蔵ならキッチンペーパーなどで包んでから
ラップをして冷蔵室に入れます。
冷凍の場合は調理用にカットしてからラップをして冷凍室へ。
使う時は食感と香りを失わないよう、凍ったままか半解凍で使います。
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