19日から土用入りし、今日は“丑の日”です。
「ウ」の付く丼・・・食べたいなあ^^
土用と言えばウナギ、くらいしか思いつかなかった私。
もう少し詳しく、土用について調べてみました。
★1年に4回ある
立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間を、和暦で土用と呼びます。
現在では土用と言えば夏の土用を指すことが増えましたが、
季節の変わり目となる4回全てが土用に当たります。
今年の土用は、7月19日から8月6日まで。立秋は8月7日です。
★丑の日
和暦では日にちを十二支(子・丑・寅・卯・辰・・・)で数えていたので、
丑の日は土用18日の間に1〜2回訪れます。
今年は本日7月21日と、8月2日の2回あり!
それぞれ「一の丑」、「二の丑」と呼びます。
丑の日にウナギを食べる習慣は、疲れが溜まったり体調を崩したりしやすい
季節の変わり目に滋養をつけるためと考えられます。
★夏土用は暑中
立秋前の夏土用は暑中にあたり、暑中見舞いを出す時期です。
立秋を過ぎてから届くようなら、残暑見舞いとして送ります。
★土用の虫干し
夏土用の時期には、衣類や書物に風を通して陰干しをし、
カビや虫害から守る習わしがあります。
各地の寺社でも「虫払」と呼んで宝物などを虫干しする行事が残っています。
★土用波
土用の頃は太平洋上に台風が発生しやすい時期。
台風がまだ遠い南の海上にあっても、強風によって発生した海のうねりが
日本沿岸に大波となって打ち寄せることがあります。
よく晴れて風がなくても起こるため、昔から土用波と言って警戒されていました。
他にも土用にまつわる伝統はいろいろあります。
先人の知恵を頂戴して、元気に夏を越したいですね。
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