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2005年
12月の相談者
ららこっちさん
福島県郡山市
結婚して家計を預かり1年近くになります。毎月家計簿はつけているのですが、まだ家計のペースがつかめません。毎月赤字にはならないのですが、まだ見直すところが沢山あるのではと不安です。家計全般とともに現在の収入での適正な貯蓄額、また保険内容等も現在のものであっているかどうか等も教えて頂きたいと思います。

■家族構成
・夫 34歳 学校教員 年収約600万(総支給額)
・妻(本人) 27歳 専業主婦

■家計簿データ

毎月 ボーナス時 年間 メモ
収入 夫(総支給額) 387,000 1,300,000 5,944,000
合計 387,000 1,300,000 5,944,000
控除 社会保険料 30,500 68,000 434,000
所得税 14,000 43,000 211,000
住民税 13,600 0 163,200
組合費 1,000 0 12,000
積立 3,500 0 42,000
合計 62,600 111,000 862,200
支出 食費 32,000 0 384,000
家賃 60,000 0 720,000
光熱費 19,000 0 228,000
通信費 15,000 0 180,000
娯楽・レジャー費 12,000 100,000 244,000 帰省費用
被服費 6,500 0 78,000
交際費 8,000 0 96,000
生命保険料 18,400 0 220,800
自動車保険料 10,000 0 120,000
車ローン 10,000 180,000 300,000
車維持費 15,000 150,000 330,000 ガソリン代・車検代
夫婦こづかい 30,000 0 360,000
医療費 12,000 0 144,000
その他 22,000 250,000 514,000 大型家電購入
使途不明金 5,000 0 60,000
合計 274,900 680,000 3,978,800
貯蓄 定期積立 50,000 300,000 900,000
合計 50,000 300,000 900,000
収支 -500 209,000 203,000


■貯蓄の内容
名義内容金額
定期預金1,000,000
貯蓄預金170,000
普通預金900,000
合計2,070,000

■保険の内容
保険の種類 被保険者 死亡保障 入院保障 月額保険料 備考
定期付終身 1,000万円 7,500円 11,610円
ガン保険 10万円 10,000円 2,095円 入院保障はガンのときのみ
合計13,705円

●●ららこっちさんへのアドバイス●●
FPさんこんにちは、ららこっちさん。「現在の収入での適正な貯蓄額は?」というご質問は家計相談の場などでよくいただくものです。しかし、貯蓄というのは、いつか何かに使うためにするものですから、一体いくらが適正なのかというのは、「現在の収入額」ではなく「将来必要となる金額」が基準になるのではないでしょうか。さあ、見て行きましょう。
(1)家計全般と貯蓄について
しっかりと家計簿を記帳して、きちんと家計運営ができているご様子。定期的な貯蓄も年間90万円(年収の15%に相当)を確保。支出面に関しても、各費目にこれといった問題も見当たらず、健全なのではないかと思います。

しかし、この貯蓄額が多いのか少ないのかは、ららこっちさんのライフプラン次第。いつ頃何のためにどの位の資金が必要なのかによって、「十分ですよ」になるのか「足りないですね」になるのか、答えは全く異なります。この辺を見極めるために、まずは、ライフプランの作成から始めてみられることをお勧めします。
(2)ライフプランについて
ららこっちさんは、これからどんな人生を歩んでいきたいですか?

 ・出産のご予定は?
 ・お子さんは何人?
 ・お仕事に就かれるご予定は?
 ・マイホームは?(今のところご計画はないようですが、今後もずっとでしょうか?)
 ・叶えたい夢は?
 ・老後はどんな風に?

突然きかれても困ってしまうかもしれませんが、マネープランはライフプランなしには始まりません。一度ゆっくり時間をかけてイメージしてみましょう。

ご参考に、ライフイベント表を作成してみました。ちょっと眺めていただくと、シンプルながら将来設計に非常に役立つことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

ちなみに、これはあくまで見本です。家族構成などについては勝手に書き込んでしまいましたので、ららこっちさんのイメージに合わせて直して下さい。あとはさらに、ご家族の“夢プラン”をどんどん盛り込んでいって下さいね。

また、一度作成したライフプランは絶対的なものではありませんので、気持ちや状況が変わったら、どんどん作り変えていただいていいと思います。そのつもりで気楽に書いてみられて下さい。
(3)生命保険について
実は、生命保険にもライフプランが大きく関係します。
ご存知の通り、生命保険は、人が亡くなった場合などにお金を受け取ることができる金融商品です。ここで受け取るお金の目的は、

 ・遺族の生活資金
 ・葬儀代など
 ・子どもの教育資金
 ・借入金の返済資金
 ・相続対策資金

などです。中でも、一般的に最も大きな金額になるのが遺族の生活資金ですが、例えば夫さんの死亡保険金の適正額を計算する場合、ららこっちさんがその後どうやって生活するかによって、その数字は全く違うもの(千万円単位の差が出る)になってしまいます。
夫さんにもしものことがあったら、ららこっちさんはどうやって生活なさいますか?

 ・どこに住むの(実家に帰るなど)?
 ・再婚はしないの?
 ・仕事はしないの?

新婚さんへの質問としては、ふさわしくない内容のようにも思われますが、生命保険の話なのでお許し下さいね。

これがイメージできたら、もしもの場合に、現在の生活ぶりに照らして不足する生活費の額が月々いくらになるのかを計算してみて下さい。その金額に、それが必要となる期間(月数)をかけて、さらに、葬儀費用などの見込額等を足した金額が、必要保障額の大まかな目安です。
♪ 最後に ♪
何だか全般的に中途半端で「答えになっていない答え」に終わってしまいました。申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、やはり誰が何と言おうと、ららこっちさんの人生はららこっちさんのもの。まずは「私はこうしたい」という夢や希望をお持ちいただかないと何も始まらないのです。

そして、お金というのは、それを叶えるための道具の一つに過ぎません。でも、とっても便利な道具です。そういうスタンスでこれからも上手に家計を運営していっていただきたいと思います。

コメント作成:ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美
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