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5月の相談者 かっぱちゃん 埼玉県川口市 |
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■家計簿データ
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毎月 |
年間 |
合計 |
メモ |
| 収入 |
夫給与 |
360,975 |
1,812,000 |
6,143,700 |
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| 児童手当 |
5,000 |
0 |
60,000 |
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| 合計 |
365,975 |
1,812,000 |
6,203,700 |
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| 控除 |
所得税 |
10,120 |
99,212 |
220,652 |
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| 住民税 |
19,100 |
0 |
229,200 |
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| 厚生年金 |
29,290 |
129,238 |
480,718 |
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| 健康保険料 |
10,824 |
48,364 |
178,252 |
|
| 介護保険料 |
2,050 |
4,530 |
29,130 |
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| 雇用保険料 |
2,887 |
14,656 |
49,300 |
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| 労働組合費 |
5,700 |
0 |
68,400 |
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| 合計 |
79,971 |
296,000 |
1,255,652 |
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| 支出 |
食費 |
70,000 |
0 |
840,000 |
外食込み、毎月水に8,930円 |
| 住居費 |
0 |
72,400 |
72,400 |
固定資産税 |
| 光熱費 |
25,113 |
0 |
301,356 |
|
| 通信費 |
18,094 |
0 |
217,128 |
携帯電話・ネット込み |
| 生命保険料 |
38,584 |
0 |
463,008 |
|
| 損害保険料 |
300 |
0 |
3,960 |
ゴルファー保険 |
| 娯楽・レジャー費 |
2,000 |
0 |
24,000 |
主に本・雑誌 |
| 被服費 |
16,000 |
70,000 |
262,000 |
|
| 車維持費 |
5,000 |
39,500 |
99,500 |
年間分は自動車保険料 |
| 夫婦こづかい |
50,000 |
0 |
600,000 |
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| 医療費 |
16,000 |
68,000 |
260,000 |
年間分は使い捨てコンタクトレンズ代 |
| 新聞代 |
3,925 |
0 |
47,100 |
|
| その他 |
10,000 |
70,000 |
190,000 |
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| 合計 |
255,046 |
319,900 |
3,380,452 |
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| 貯蓄 |
住宅財形 |
5,000 |
10,000 |
70,000 |
|
| 積立 |
20,000 |
0 |
240,000 |
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| 子ども名義 |
5,000 |
0 |
60,000 |
児童手当を積み立て |
| その他 |
0 |
1,000,000 |
1,000,000 |
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| 合計 |
30,000 |
1,010,000 |
1,370,000 |
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| 収支 |
958 |
186,100 |
197,596 |
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現在の金融資産残高 約950万円
■貯蓄の内容
| 名義 | 目的 | 金額 |
| 夫 | 月々・ボーナスの貯蓄 | 3,480,013 |
| 夫 | 個人の貯蓄 | 4,579,302 |
| 妻 | 個人の貯蓄 | 172,312 |
| 妻 | 次回の出産費用 | 1,197,925 |
| 子ども | 児童手当を積み立て | 65,000 |
| 合計 | 9,494,552 |
■保険の内容
| 被保険者 |
保険種類 |
保険期間 |
死亡保障 (万円) |
入院保障 (円) |
保険料 (円) |
備考 |
| 夫 |
定期付 終身保険 | 終身保険 | 終身 |
300 |
| 10,845 |
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| 定期保険特約 | 50歳満了 |
1,700 |
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| 入院特約 | 80歳満了 |
| 5,000 |
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| 定期保険 | 60歳満了 |
1,700 |
| 8,398 |
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| 合計 |
3,700 | 5,000 | 19,243 |
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| 妻 |
アカウント型 保険 | 死亡保障 | 38歳更新 |
3,000 |
| 9,866 |
|
| 入院特約 | 38歳更新 |
| 5,000 |
|
| 合計 |
3,000 | 5,000 | 9,866 |
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| 子ども | こども保険 | 主契約 |
18歳払込満了 |
100 |
| 9,475 |
祝金累計:160万円 |
| 入院特約 | 18歳払込満了 |
|
5,000 |
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| 合計 |
100 | 5,000 | 9,475 |
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| ご家族の合計 |
38,584 |
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| ●●かっぱちゃんへのアドバイス●● |
こんにちは、かっぱちゃん。「ストレス解消を言い訳に買い物をしてしまって・・・」の一言がとても気になります。一体何がそんなにもかっぱちゃんを追い込んでいるのか想像がつきませんが、ストレスの原因が「思うように貯蓄できない」ということでしたら、微力ながらお力になることができるかもしれません。では、見ていきましょう。 |
| (1)家計全般について |
お子さんが小さく、これから月々の生活費や教育費がジワジワと増えてくることが予想される中、赤字にこそなっていないものの、確かに月々の収支にはそう大きな余裕がある訳ではありませんね。
しかしながら、冷静に状態を分析すると、
・持ち家で住宅ローンなし
・1,000万円近くもの金融資産がある
・安定した収入があり、年間100万円を超える貯蓄ができる家計体質
と、全体的なバランスはむしろ良い方で、私には非常に羨ましく思えます。これで不安だというのは、きっとかっぱちゃんが几帳面で真面目な方だからなのでしょうね。
昨年は、1年間で170万円も貯金をなさったのだそうですね。これは、手取り収入のおよそ3分の1にあたる金額。本当にすごいですね。しかし今年は、「昨年と同じペースでは貯金できていない」という理由で焦っていらっしゃるのだとか。しかし、「昨年と同じペースで貯金できていない」のはそんなにまずいことなのでしょうか? もしそれがストレスの主な原因なのでしたら、「それを解消するために買い物」という結果につながってしまっては本末転倒ですね。どうか、過去の頑張った自分を現在や未来への足かせにしないで、ただ素直に褒めてあげていただきたいと思います。
ところで、ちょっとご質問。かっぱちゃんは、お金は一体何のためにあると思いますか?きっと、この問いに対する唯一絶対の答えはないのでしょうが、私は、お金は最終的には何らかの形で使うためにあるのだと思っています。どんなに働いて稼いだところで、どんなに節約して貯めたところで、お金は所詮この世のもの。当たり前のことですが、あの世に持って逝くことはできませんよね。ですから貯蓄も「(生きている間に)いつか使うために・・・」が前提です。ということは、貯蓄をどのように考えていくかと言うのは、単純に「いま使うか、あとで使うか」というバランスの問題であるような気がします。
これを踏まえて、かっぱちゃんへご提案したいのは、『残りは全部使っちゃえ!作戦』です。どんなものかと言うと、資金の目的別に先取りで貯蓄をしたら、「あとで使うお金は」それで準備OK!残りは「いま使うべきお金」なのだから、心おきなく使ってしまいましょうって考え方です。
きっと今までは、「節約して少しでも多く貯蓄に回そう!」と努力をしてこられたんだと思いますが、その結果は、「未来はOKだけど今はNO」でした。やはり家計というのは生身の人間の生活そのもの。あまりにも苦しい努力は、そう長くは続けられないですね。ですから、思い切って発想を逆転。とにかく決めた金額を貯蓄して、ゆとりがあれば楽しむ、厳しいときには倹約するというメリハリをつけていきましょう。すると「未来もOK、今もOK」だと思いますが、いかがでしょうか? |
| (2)出産費用について |
ご長男を出産なさった際に切迫早産で入院された経験から、次のお子さんの出産費用に100万円の予算を計上していらっしゃるとのこと。
ご存知の通り、妊娠・出産は病気ではありませんので、基本的には健康保険・民間生保ともに給付の対象外ですが、切迫流産・切迫早産・帝王切開など、何らかの医療行為が必要な状態となった場合には、健康保険・民間生保ともに給付の対象となります。
そうなった場合、かかった医療費のうち自己負担額は3割のみ。さらに自己負担の合計額が限度額(※1)を超えた場合は、その超えた額は『高額療養費』として払い戻しを受けられますので、実質的な負担額はその範囲に限定されます。さらに、任意で加入している生命保険からは、入院給付金・手術給付金などを受け取ることができますので、貯蓄を崩さずともほとんどの費用はまかなえるのではないかと思われます。
もちろん、何事もなく健康に出産できるのが一番ですが、その場合でも35万円(※2)の『出産育児一時金』が受けられますので、分娩費の大半をまかなうことができるはずです。
確かに、多めに予算を立てておいても余る分には困りませんが、「出産に100万円必要!」と思っていらっしゃることが心理的にプレッシャーになってはいないか心配です。
 | ※1. | 70歳未満で所得水準一般の場合、1ヵ月あたり「72,300円+(医療費−241,000円)×1%」 |
| ※2. | 平成18年10月以降の金額。9月までは30万円。妊娠85日以降の出産であれば誰でももらえる。 |
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| (3)教育資金について |
さて、かっぱちゃんの貯蓄目的の一番は、将来の教育資金であるようですね。まずは、「子ども1人あたり年間にいくらの教育費がかかるのか」というデータをご紹介します。
| 単位(円) |
右は、文部科学省が2年ごとに行っている『子どもの学習費調査』(平成16年)のデータです。
「学校教育費」には、授業料・修学旅行費・PTA会費・学習教材費・制服代などが含まれており、「学校外活動費」には、塾や家庭教師の費用・芸術文化活動・スポーツ&レクリエーション活動・図書費などが含まれています。 |
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| 区分 | 学校教育費 | 学校給食費 |
学校外活動費 | 学習費総額 |
| 幼稚園 |
公立 |
128,667 | 16,630 | 92,881 | 238,178 |
| 私立 |
341,273 | 26,177 | 141,969 | 509,419 |
| 小学校 |
公立 |
54,515 | 40,798 | 218,848 | 314,161 |
| 中学校 |
公立 |
132,603 | 36,701 | 299,469 | 468,773 |
| 私立 |
956,233 | 3,100 | 315,435 | 1,274,768 |
高等学校 (全日制) |
公立 |
342,152 | - | 174,179 | 516,331 |
| 私立 |
769,458 | - | 265,231 | 1,034,689 |
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| 単位(千円) |
大学での教育費に関しては、同じく文部科学省が2年ごとに行っている『学生生活調査』(平成14年)が参考になります。
「学費」の内訳は、授業料・その他の学校納付金・修学費・課外活動費・通学費で、「生活費」の内訳は、食費・住居&光熱費・保健衛生費・娯楽嗜好費・その他の日常費となっています。 |
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| 区分 | 学費 | 生活費 | 合計 |
| 自宅 |
国立 |
685.4 | 443.2 | 1128.6 |
| 私立 |
1320.0 | 490.2 | 1810.2 |
| 学寮 |
国立 |
558.4 | 793.9 | 1352.3 |
| 私立 |
1262.7 | 973.7 | 2236.4 |
| 下宿等 |
国立 |
602.4 | 1264.9 | 1867.3 |
| 私立 |
1320.2 | 1293.6 | 2613.8 |
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このあたりの数字を基に、幼稚園から大学までの教育費は「オール公立で1,000万円、オール私立で2,000万円」などとよく言われますが、中身をよく見ていくと「学校外活動費」のように、「いくらかかるのか」というよりも「いくらかけるのか」といった性質のものも多いですし、特に大学では自宅を離れて学ぶ場合もあり、純粋な教育費よりも生活費に多くの費用がかかる可能性も高くなります。
また、これらの費用は、一部を除いて「あるとき一度に必要となるもの」ではなく、大半を毎月の生活費の中から捻出していくものです。しかし、さすがに高校・大学となると金額が大きくそうもいかなくなりがちですから、それに備えて事前に用意していくのです。
さらに、これらの費用は、必ずしも親が全てまかなわなければならないものでもなく、子ども自身が奨学金を受けたりアルバイトをしたりという方法もあり、実際にそれらを活用する方も多くいらっしゃいます。
まとめると、教育費をいくら用意したらいいのかというのは、ご家庭ごとの考え方に大きく左右されるということです。まずは、お子さんにどこまでしてあげたいのか、どこまでしてあげられるのかを真剣に検討し、かっぱちゃんなりの目標額を設定することから始めて下さい。 |
| (4)貯蓄について |
もちろん、貯蓄の目的は教育費だけではありませんね。老後資金・住宅のメンテナンス費用・耐久消費財の購入など必要な項目を立てて、それぞれの資金が「いつまでにいくら用意できればいいのか」を順に書き出していきましょう。あとは、その金額と期間に応じた積立額を割り出していきます。
ここで注意したいのは、準備期間の長短によって最適な運用手段が異なるということです。全てを預貯金でまとめるのは、「収益性が低くインフレ(物価上昇による貨幣価値の目減り)に弱い」というリスクが伴いますので、必要に応じて投資信託などを活用したいものです。ただしその場合、「元本保証がない」という別のリスクを伴いますので、投資運用に強いファイナンシャルプランナーを探してご相談になられることをお勧めします。できれば地元で継続してサポートして下さる独立系(金融機関に勤めていないFP)の方がいいですね。 |
| ♪ 最後に ♪ |
大変個人的な話で恐縮ですが、私自身は「与えすぎないように」という方針で子育てをしています。親が何でも与えてやることで、子どもが自分の力で勝ち取ることを妨げてしまうと思うからです。子どもの自立は親の老後に直接影響する問題でもありますので、小さい頃から「程よく与えて程よく自立させる」ということにも取り組んでみられて下さい。 |
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| コメント作成:ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美 |
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