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11月の相談者 kameちゃん 愛知県丹羽郡 |
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■家計簿データ
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毎月 |
年間 |
合計 |
メモ |
| 収入 |
夫給与 |
465,186 |
1,915,380 |
7,497,612 |
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| 妻給与 |
80,664 |
0 |
967,968 |
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| 児童手当 |
5,000 |
0 |
60,000 |
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| 合計 |
550.850 |
1.915.380 |
8.525.580 |
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| 控除 |
健康保険 |
19,140 |
83,489 |
313,169 |
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| 厚生年金 |
31,433 |
136,806 |
514,002 |
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| 雇用保険 |
3,936 |
15,322 |
62,554 |
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| 所得税 |
11,450 |
100,785 |
238,185 |
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| 住民税 |
9,400 |
0 |
112,800 |
|
| その他 |
7,475 |
0 |
89,700 |
組合費・駐車場費など |
| 合計 |
82,834 |
336,402 |
1,330,410 |
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| 支出 |
食費 |
58,086 |
0 |
697,032 |
外食費含む |
| 住宅ローン返済 |
62,000 |
0 |
744,000 |
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| 住宅維持費 |
2,939 |
129,220 |
164,488 |
年払いは固定資産税・火災保険料 |
| 水道光熱費 |
18,015 |
0 |
216,180 |
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| 通信費 |
17,641 |
15,355 |
227,047 |
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| 保険料 |
43,337 |
227,891 |
747,935 |
|
| 教育費 |
25,206 |
51,223 |
353,695 |
|
| 娯楽・レジャー費 |
5,656 |
181,053 |
248,925 |
|
| 被服費 |
6,225 |
0 |
74,700 |
|
| 交際費 |
4,000 |
0 |
48,000 |
|
| 車両維持費 |
4,000 |
248,124 |
296,124 |
自動車税・車両保険料含む |
| 夫こづかい |
55,000 |
187,000 |
847,000 |
|
| 医療・美容費費 |
30,970 |
46,200 |
417,840 |
|
| その他 |
5,700 |
844,571 |
912,971 |
家具・家電・パソコン購入 |
| 合計 |
338,775 |
1,930,637 |
5,995,937 |
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| 貯蓄 |
住宅財形 |
60,000 |
400,000 |
1,120,000 |
|
| 一般財形 |
10,000 |
20,000 |
140,000 |
|
| 子供用 |
20,000 |
0 |
240,000 |
|
| 保険年払い用 |
20,000 |
0 |
240,000 |
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| 合計 |
110,000 |
420,000 |
1,740,000 |
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| 収支 |
19,241 |
-771,659 |
-540,767 |
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現在の金融資産残高 約530万円
■貯蓄の内容
| 名義 | 目的 | 金額 |
| 夫 | 普通預金 | 444,039 |
| 定額貯金 | 710,000 |
| 住宅財形 | 610,000 |
| 一般財形 | 50,000 |
| 妻 | 普通預金 | 480,651 |
| 郵便貯蓄 | 10,115 |
| 定額貯金 | 787,000 |
| 年払い保険料用 | 340,000 |
| 個人向け国債 | 900,000 |
| 長男 | 定額貯金 | 836,000 |
| 郵便貯金 | 137,000 |
| 合計 | 5,304,805 |
( うち建て替え資金用 2,157,000 )
■保険の内容
| 被保険者 |
保険種類 |
保険期間 |
死亡保障 (万円) |
入院保障(円) |
月払保険料 (円) |
年払保険料 (円) |
| 病気入院 |
ガン入院 |
| 夫 |
変額保険(終身型) | 終身 |
300 |
|
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| 40,492 |
| 定期保険 | 98歳 |
350 |
|
|
| 129,367 |
| 生命傷害共済 | 70歳満了 |
100 | 6,000 | 6,000 | 2,400 |
|
| 収入保障保険 | 61歳満了 |
月々15 |
|
| 6,405 |
|
| 医療保険 | 終身 |
| 5,000 | 5,000 | 3,165 |
|
| ガン保険 | 終身 |
15 |
| 15,000 | 2,691 |
|
| 交通災害共済 | 1年更新 |
|
|
|
| 500 |
個人年金保険 (15年確定) | 60歳年金 開始 |
|
|
| 9,650 |
|
| 合計 |
765 | 11,000 | 26,000 | 24,311 | 170,359 |
| 妻 |
変額保険(終身型) | 終身 |
300 |
|
|
| 56,532 |
| 生命傷害共済 | 70歳満了 |
100 | 6,000 | 6,000 | 2,400 |
|
| 医療保険 | 終身 |
| 5,000 | 10,000 | 2,552 |
|
| ガン保険 | 終身 |
10 |
| 10,000 | 2,602 |
|
個人年金保険 (15年確定) | 60歳年金 開始 |
|
|
| 9,372 |
|
| 交通災害共済 | 1年更新 |
|
|
|
| 500 |
| 合計 |
410 | 11,000 | 26,000 | 16,9264 | 57,032 |
| 子 |
コープ共済 | 18歳満了 |
100 | 6,000 | 5,000 | 1,100 |
|
| 県民共済 | 18歳満了 |
200 | 5,000 | 5,000 | 1,000 |
|
ガン保険 (母の特約として) | 22歳まで |
|
| 6,000 | - |
|
| 交通災害共済 | 1年更新 |
|
|
|
| 500 |
| 合計 |
300 | 11,000 | 17,000 | 2,100 | 500 |
| ご家族の合計 |
43,337 | 227,891 |
| ●●kameちゃんへのアドバイス●● |
こんにちは、Kameちゃん。まずは、ご自宅の新築おめでとうございます。「前の家のローンは完済しました」ということは、2回目の住宅ローンなのですね。建て替え前のお宅は中古で買われたもの? それとも、かなりお若いうちに建てられたものでしょうか。いずれにせよ、まだまだ馬力があるうちに建て替えが実現していることは、とても心強いことだと思います。では、見ていきましょう。 |
| (1)家計全体について |
年間の収支は一見赤字に見えますが、毎月とボーナス毎に決まって貯蓄されている金額が大きく、差し引きで実質年間120万円の黒字です。
今年から新たに『住宅ローン返済』という大きな支出が発生しているにもかかわらず、貯蓄のペースを落とさずに済んでいるのは、何と言ってもKameちゃんが頑張ってお仕事を始められたからにほかなりませんね。
家事・育児とお仕事の両立は本当に大変だと思いますが、お子さんにとっても、保育園という社会への第一歩を踏み出すにはちょうどいい頃ですし、Kameちゃんご自身にとっても、母でもなく妻でもない一個人として社会に出ることには、大きな意味があると思います。
さて、現在の家計収支について、日常生活費にはこれといった無駄は見当たらないのですが、生命保険と貯蓄方法について、若干見直しの余地があるように思います。
それぞれについて具体的に見ていく前に、ちょっとこちらのライフイベント表をご覧下さい。
ご覧の通り『ライフイベント表』は、期間の経過とともにご家族の状況がどのように変化していくのか、事実を淡々とまとめただけの至ってシンプルな表ですが、まさにライフプランニングの基本であり、保険設計やローン返済計画、貯蓄計画のために大変参考になる資料です。
この表から読み取れることはたくさんありますが、いくつか代表的なものを挙げてみましょう。
・ 11年後から18年後にかけて、教育費がピークを迎える
・ 子どもが大学3年生のとき、夫は60歳を迎える。
(職場の雇用制度次第だが、ここで収入が激減する可能性がある。)
・ このままいくと、公的年金受給開始後10年間は住宅ローン返済が続く
など…
しかしながら、これはあくまで今の状態に基づくもので、状況が変わると当然ながらこの表も変わってきます。
例えば、住宅ローンを繰り上げ返済すれば完済時期が早まるでしょうし、お子さんが大きくなるにつれて、「専門学校に進みたい」「大学院にも行きたい」などの希望が出てくれば、教育プランも変更になるでしょう。
そんな時は、この表を何度でもご自分で作り直していただきたいと思います。そしてその際には、私が記入した「来たるべき事実」以外にも、例えば『○年後に海外旅行』などといった"夢プラン"も、ぜひ書き込んでみて下さい。
『ライフイベント表』の製作にあたってお勧めしたいのは、「ご家族の年齢は手書きで!」ということです。枠はパソコンで作られてもいいと思いますが、とにかく一度「騙された」と思ってやってみて下さい。きっとパソコン入力ではわからない"リアルな体験"ができると思いますから。
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| (2)生命保険について |
2年ほど前に、全体的な見直しをなさっていますね。結論から言うと、お子さんの年齢や世帯の収入、公的年金の受給額などに合わせて、大変合理的な設計がなされていたと思います。しかし、その当時から状況が変わった点がありますので、そこに注目して、手を加えるべきかどうか考えてみたいと思います。
【2年前から変化した点】
@ 住宅ローンの返済が始まったこと
A Kameちゃん自身に収入が発生したこと
まずは、夫の保障について。@については、住宅ローンに団体信用生命保険が付きますので、夫に万一の場合はローン返済が不要となります。この点については、結果的に2年前と状況は変わらないことになりますので、保障額の変更は必要ないでしょう。
Aについては、ご家庭にとって大変大きなプラス要素となりました。現在の生活だけを見ると、『収入保障保険』の月々の保障額は10万円程度で足りるのではないかと思います。
ただし、お子さんの高校卒業と同時に公的遺族年金の受給額が減ってしまう(現在の価格で年間−20万円程度)ことを考えると、減額してしまうのも心細く…。ゆとり分として現状維持で構わないでしょう。どうしても保険料の負担を軽くしたい場合には、定期保険(350万円)の期間短縮で調整を。長期の定期保険は貯蓄も兼ねることができますが、そのために保障が小さい割に保険料負担が大きくなってしまいます。
次に、Kameちゃんの保障についてですが、共働きでの住宅ローン返済が始まることを考えると、もしものときに住宅ローンが完済できる程度の死亡保障を増額しておきたいところです。特にお子さんが小さいうちは、母親のいたときと同様に父親が仕事に集中するのは難しくなるはずです。それでもどうにかやっていけるように、住宅ローン残高程度の保障は持っておきましょう。
お子さんの保障については、少し過剰かもしれません。2つある共済のうち、どちらか一方を解約されてもいいのではないでしょうか。
今後も、家族の状況が変われば必要な保障も随時変わっていくはずです。また、保険商品についても競争が激しく、場合によっては年齢を重ねていたとしても掛け変えることにより保険料を安くすることができる可能性がありますので、数年ごとの定期的な見直し(掛け替えるとは限りません)をお勧めします。
| | (3)貯蓄方法について |
今までは、住宅の建て替え資金の準備手段として、住宅財形を中心に積み立ててこられたのですね。建て替えが済んで一区切りついたところで、今後の方針を一部見直すにはいい時期だと思います。
「私の収入を繰り上げ返済に充てるつもりで…」
と、かなり住宅ローン返済を重視していらっしゃいますが、これからは、それだけでなく教育資金や老後資金の準備も進めていかなければなりませんね。
現状は、毎月の積み立てを見ても、現在の貯蓄残高を見ても、そのほとんどが預貯金など超低金利の固定金利商品です。こうした商品には、『元本割れのリスク』がほとんどない代わりに、「殖えない」というリスクがあります。
ここで、下の表をご覧下さい。
【毎月1万円ずつを複利で積み立てた場合の元利合計額】(単位:円)
| 金利 | 5年後 | 10年後 | 15年後 | 20年後 |
| 0.5% | 607,688 | 1,230,756 | 1,869,594 | 2,524,601 |
| 3% | 648,083 | 1,230,756 | 2,275,401 | 3,291,228 |
| 5% | 682,894 | 1,559,293 | 2,684,026 | 4,127,463 |
| 8% | 739,667 | 1,841,657 | 3,483,451 | 5,929,472 |
※税引き前
いかがですか? 金利の力ってすごいでしょう? 0.5%で運用を続けた20年間と、8%で運用を続けた20年間では、結果に倍以上の開きが出てきます。
もちろん、高利の運用をしようと思えば、それなりにリスクを取らなければなりませんが、安全性ばかりに注目していると、長い時間をかけて貨幣価値そのものが目減りしてしまう『インフレリスク』に対応できなくなってしまいます。リスクのない金融商品はないのですから、目的に合わせて上手に運用していきましょう。
まずは、教育資金や老後資金などといった10年以上先にしか使わない(あるいはそれまで使ってはいけない)資金について、株式や債券などを織りまぜた投資信託の積立あたりから始めてみましょう。『価格変動のリスク』を伴うものの、「商品の分散」「時間の分散」を図ることができ、比較的安定的に運用していけると思います。
| | ♪ 最後に ♪ |
今年はKameちゃんにとって、楽しいことと大変なことが一度に押し寄せた1年だったと思います。でもきっと、一生の記念に残る素敵な年だったのではないでしょうか。しばらくはお子さんにも手がかかり、「生活のペースを掴むのがやっと」という状態かもしれませんが、それもきっと薄皮を剥がすように楽になってくると思います。同じ働く女性同士、これからもお互いがんばりましょうね。
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| コメント作成:ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美 |
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