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4月の相談者 がきちゃん 兵庫県西宮市 |
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■家計簿データ
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毎月 |
年間 |
合計 |
メモ |
| 収入 |
夫給与 |
407,000 |
1,220,000 |
6,104,000 |
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| 児童手当 |
10,000 |
0 |
120,000 |
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| 市助成金 |
5,000 |
0 |
60,000 |
次女幼稚園 |
| 合計 |
422,000 |
1,220,000 |
6,284,000 |
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| 控除 |
所得税 |
5,600 |
63,868 |
131,068 |
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| 住民税 |
9,600 |
0 |
115,200 |
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| 厚生年金 |
30,016 |
132,894 |
493,086 |
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| 雇用保険 |
3,256 |
9,760 |
48,832 |
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| 健康保険 |
16,810 |
50,020 |
251,740 |
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| 介護保険 |
2,521 |
7,502 |
37,754 |
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| 合計 |
67,803 |
264,044 |
1,077,680 |
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| 支出 |
食費 |
65,000 |
0 |
780,000 |
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| 家賃 |
94,000 |
0 |
1,128,000 |
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| 水道光熱費 |
20,000 |
0 |
240,000 |
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| 通信費 |
18,000 |
0 |
216,000 |
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| 保険料 |
25,620 |
252,670 |
560,110 |
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| 教育費 |
37,000 |
0 |
444,000 |
長女:1.7万円 次女:2万円 |
| 娯楽・レジャー費 |
10,000 |
300,000 |
420,000 |
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| 被服費 |
0 |
100,000 |
100,000 |
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| 車両維持費 |
13,000 |
150,000 |
306,000 |
月:ガソリン・駐車場 年:自動車税・車検費用 |
| 車ローン返済 |
31,200 |
0 |
374,400 |
平成23年9月完済 |
| 交際費 |
0 |
50,000 |
50,000 |
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| 夫婦こづかい |
35,000 |
40,000 |
460,000 |
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| 医療費 |
5,000 |
0 |
60,000 |
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| 新聞・NHK |
4,500 |
0 |
54,000 |
|
| その他 |
0 |
50,000 |
50,000 |
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| 合計 |
358,320 |
942,670 |
5,242,510 |
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| 差引収支 |
-4,123 |
13,286 |
-36,190 |
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現在の金融資産残高 約50万円
■貯蓄の内容
| 名義 | 目的 | 金額 |
| − | 預貯金 | 500,000 |
| 合計 | 500,000 |
■保険の内容
| 被保険者 |
保険種類 |
保険期間 |
普通死亡 (万円) |
入院保障 (日/円) |
月払保険料 (円) |
年払保険料 (円) |
| 夫 |
共済 | 52歳更新 |
1,000 |
| 3,900 |
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収入保障保険 | 65歳満了 |
15/月 |
| 10,065 |
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医療保険 | 終身 |
| 5,000 | 3,355 |
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| 妻 |
共済 | 1年更新 |
100 | 3,000 | 2,100 |
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| 長女 |
学資保険 | 20歳満期 |
不明 |
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| 107,750 |
| 子 |
学資保険 | 20歳満期 |
不明 |
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| 118,150 |
| 車 |
自動車保険 | 1年更新 | − | − | 6,200 |
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| 家財 |
団地保険 | 3年満期 |
− | − | 一時払済み |
| ご家族の合計 |
25,620 | 225,900 |
| ●●がきちゃんへのアドバイス●● |
こんにちは、がきちゃん。「子どもが小さいうちに貯蓄を増やしたい」という気持ちとは裏腹に、現実の家計は赤字。車のローンが終わると少しは楽になりそうですが、それもまだまだ4年以上先の話です。今できることから1つ1つやっていくしかありませんね。では、見ていきましょう。 |
| (1)家計全体について |
まずは、いただいた収支表をもとに、今後20年間の収支予測を立ててみました。キャッシュフロー表をご覧下さい。作成の前提条件は、以下の通りです。
・ 基本的収支には特に大きな変化はない
・ 子どもの教育資金は、小学校から大学卒業までオール国公立学校への進学を前提に、文部 科学省調査データを引用
・ 基本生活費は、子どもの成長や独立に合わせて適宜調整
・ 物価上昇は考慮しない
いかがでしょうか。あくまで参考ではありますが、このままいくと数年以内に虎の子貯蓄も底をついてしまいそうです。さらに、お子さんが大学へ進学する頃には、下手をすれば借金を負ってしまわなければならない可能性も。何が何でも今のうちに家計を健全化する必要があります。
このコーナーでもたびたび書いている通り、家計健全化の方法は、
(1) 収入を増やす(働く)
(2) 支出を減らす(節約)
(3) 資産を殖やす(運用)
の3つしかありません。
(3)については、お手持ちの金融資産の額ではまだまだ『緊急予備資金』の範疇であり、積極的に資産運用に取り組める状態ではありませんね。運用を考えるとしたら、これから積み立てを行う分に限られると思います。ということで、ここではひとまず(1)(2)について具体的に考えていきましょう。
まずは(2)から。節約というと、多くの方が「電化製品のプラグをこまめに抜く」「歯磨き中は水道の蛇口を締める」「余分な買い物をしないように心がける」など、日常生活の見直しを一番にイメージされるようです。しかし、これらは残念ながら、苦労が多い割には金銭的な効果はあまり期待できない部分。もちろん、地球環境保護のため、あるいは、物を大切にする心という意味ではとても大切なことですので決して無駄ではないと思いますが、家計健全化のためにやるべきことは他にもっとあります。
家計の消費支出は、毎月決まった額を支出する『固定費』と、月によって金額が変わる『変動費』の大きく2つに分けられます。上で例示したのは、どれも変動費の節約方法であることにお気づきいただけたでしょうか。変動費の節約が、継続的に努力する必要があるのに対して、固定費の節約は、1度しっかり見直すとその後は努力しなくても効果が続くということが特徴です。その上、金銭的な効果も実は非常に大きいことが多いのです。
ご一家の月々の支出を見てみると、固定費(家賃・保険料・教育費・ローン返済・こづかい・新聞・NHK)の合計額が約22.7万円で、全体の6割強を占めています。ということで、残りの4割弱(月間13.1万円)が変動費(食費・水道光熱費・通信費・娯楽費・車輛維持費・医療費)ですね。
固定費のうち、最も大きな見直し効果が期待できそうなのは、家賃でしょうか。現在の家賃は、住宅ローンに換算すると、2,400万円の借り入れ(3%・35年償還)に相当します。
だからといって、即「中古マンションでも買った方が得?」ということにはなりませんが、それだけ高い水準であるとは言えると思います。お住まいのエリアの家賃相場を見ても、もう少し安く入居できる物件はたくさんあるようですので、引っ越しを真剣に検討してみられることをお勧めします。
変動費については、特段の無駄遣いがあるようにも見えませんが、だからと言って工夫の余地が全くないということでもないと思います。まずは、変動費の枠を決めて、何が何でもその範囲内でやりくりするようにがんばりましょう。月間11万円位の枠だったら、ちょっとした心がけの積み重ねでクリアできるのではないかと思います。
次に「(1)働く」について。これによる経済効果は、予想以上に高いはずです。下のお子さんが幼稚園に通っている時間帯だけ働いたとしても、月々3万円程度は稼げるのではないでしょうか。月々3万円の節約と比べると、はるかに簡単である気がしますがいかがでしょうか。
また、働くことは、妻でも母でもない1人の人間として社会で活躍できることでもあります。まだまだお若いのですから、ご自身の可能性を閉じ込めてしまわずに、どうぞどんどん広げていっていただきたいと思います。 |
| (2)生命保険について |
全体的な印象としては、よく研究して無駄なく加入していらっしゃると思います。それでも、夫の死亡保障については、若干の見直しの余地がありそうですね。
生命保険各社は、保険料算定の基礎となる死亡率の低下と、金利の上昇を受けて、この4月から一斉に保険料率を改定しています。数年前に入った保険と全く同じ保障を組んだ場合、年齢が上がっているにもかかわらず、掛け換えることで保険料が下がるという現象が発生しているのです。
がきちゃんの夫についても、どうやら同一の保障内容のまま2〜3割程度の保険料削減ができそうですよ。現在契約している保険会社にこだわらず、色々な会社から見積もりを取り寄せてみて下さい。ただし、その場合は必ず、ご自身で保険種類・保障額・保障期間を指定して発注して下さいね。
ご加入を予定されているお子さんの医療共済ですが、本当に絶対必要なものなのでしょうか。一番心配される部分が入院時の医療費だと思いますが、それが高額になったとしても、健康保険には『高額療養費』の制度もありますし、お子さんの場合は、入院したとしても非常に短い期間で退院するケースが圧倒的に多く、必ずしも医療費を保険で対応しなければならないというものでもないと思います。
ちなみに、厚生労働省の患者調査(平成17年)によると、子どもの平均入院日数は、0〜14歳で9.4日(15歳以上では34歳までの平均で13.2日)となっています。お子さんの医療費のような小さな保障については、保険を掛ける分を貯蓄に回し、もしもの時は蓄えた分から対応するというのも一つの合理的な方法です。
どうしても必要な保障かどうか、今一度お考えになってみられてはいかがでしょうか。 |
| (3)教育資金・老後資金について |
学資保険のお祝い金と満期保険金を合わせると、お子さん1人当たり260万円ずつの教育資金準備がひとまずスタートできています。しかし、お子さんの進学先次第では、必ずしも万全とは言えず、さらなる上乗せを図りたいところ。一方、老後資金については、全くの手つかず状態で、そろそろはじめの1歩を踏み出したいところですね。
いずれの資金も、必要となるのは10年以上も先のことですから、準備する手段としては、長期間低金利を固定してしまう定額の保険商品(養老保険や個人年金保険など)や預貯金以外のものを選択したいところです。具体的には、毎月1万円程度の小口の資金で世界中の株式や債券などに分散投資することができる投資信託の積み立てなどが良いでしょう。
投資信託には、価格変動リスクがつきものですが、長期間一定額を積み立てる方法を用いることで、リスクを軽減し、運用の安定性を高めることができます。
これからはますます少子高齢社会が進み、老後は国の年金だけでは生活するのは相当難しいと思われます。そんな時代の人たちにとって、資産運用は避けて通れない課題です。少しずつで構いませんので、勉強しながら取り組みを始めましょう。 |
| ♪ 最後に ♪ |
資産運用に取り組み始めるための絶対条件は、なんといっても「家計の健全化を実現させること」です。厳しいことを書いたかもしれませんが、一歩一歩できるところから確実に実践していっていただきたいと思います。 |
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| コメント作成:ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美 |
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