ホーム 家計簿 写日記 料理 ショッピングモール 11月21日(金) ネット家計簿サービス
マム倶楽部
家計簿ロゴ
ゲスト 様
ログインしてません Login
家計簿TOP家計簿TOP
マム倶楽部プラス申込みマム倶楽部プラス申込み
家計簿@マムの紹介家計簿@マムの紹介
メールで記帳メールで記帳
家計簿<携帯版>家計簿<携帯版>
よくある質問よくある質問
個人情報・データの取扱個人情報・データの取扱
環境設定動作環境
更新履歴更新履歴

ALSOK
マム倶楽部では、プライバシー保護のため、必要な箇所にSSL暗号化通信を採用しています。対応ブラウザで採用箇所を表示した場合、ウィンドウ右下に「鍵」マークが表示されます。
バックナンバー
家計簿TOP > 今月の家計相談室 > バックナンバー

2007年
5月の相談者
yhママさん
福島県東白川郡
義母がアルツハイマーのため、昨年から同居しましたが、3月よりグループホームに入所しました。子供がいて介護もする中お金を稼ぎたいと思いすぎ、内職商法で詐欺にあい、主人に内緒の借金が15万、その他貯金はその時に使い果たしてしまいました。(家の貯金はもともとなく、子供に貯めていたお金に手をつけてしまいました。)これからどうしていけばよいか全く策が見えず、分からず生活しています。何か1つでもアドバイス等いただければ、何とか見えてきそうで相談しました。一般家庭ではどれくらい貯金し、どうやっているのでしょうか。

■家族構成
・夫 33歳 会社員年収約450万(総支給額)
・妻(本人) 33歳 専業主婦
・長男 3歳・義母 60歳(グループホームに入所中)

■家計簿データ

毎月 年間 合計 メモ
収入 夫給与 292,806 1,000,000 4,513,672 ボーナスは推定手取り額
児童手当 5,000 0 60,000
合計 297,806 1,000,000 4,573,672
控除 健康保険 10,217 0 122,604 転職したばかりのため、ボーナスは1度も受け取ったことがなく、控除額は分かりません。
厚生年金 19,679 0 236,148
雇用保険 2,342 0 28,104
所得税 2,810 0 33,720
その他 10,283 0 123,396
合計 45,331 0 543,972
支出 食費 20,000 0 240,000
家賃 0 142,000 142,000
水道光熱費 19,000 0 228,000
通信費 13,000 0 156,000
保険料 33,611 120,870 524,202
教育費 12,000 0 144,000
娯楽・レジャー費 12,000 80,000 224,000
被服費 0 32,000 32,000
車両維持費 36,000 200,000 632,000 ガソリン代・保険料・税金・車検費用
交際費 5,000 0 60,000
夫婦こづかい 30,000 80,000 440,000
医療・衛生費 7,000 50,000 134,000 浄化槽清掃代含
義母の介護費用 10,000 0 120,000
ローン返済 44,600 70,000 605,200 車・布団・ミシン・子ども口座へ
お寺への寄付 5,000 60,000 120,000 檀家であるため(H20年12月まで)
NHK受信料 0 25,000 25,000
ペット費 2,000 0 24,000
その他 10,000 6,000 126,000
合計 259,211 865,870 3,976,402
貯蓄 児童手当 5,000 0 60,000
特別
プール金
0 30,000 30,000 借金返済用(15万円完済するまで)
合計 5,000 30,000 90,000
差引収支 -6,736 134,130 53,298


      現在の金融資産残高   約3.8万円

■貯蓄の内容
名義目的金額
長男預貯金38,000
合計38,000

■保険の内容
被保険者 保険種類 保険期間 死亡保障
(万円)
入院保障(円) 保険料
(円)
普通 ガン 月払 年払
定期付終身保険60歳まで 2,200

8,758
ガン保険終身
5,00015,0005,119
介護年金


4,260
医療保険33歳更新 505,0005,0001,779
ガン保険(家族型)終身

10,000
介護年金


2,615
長女 こども保険18歳満期



120,870
医療保険終身
5,0005,0001,080
自宅 火災共済



10,000
ご家族の合計 33,611120,870


●●yhママさんへのアドバイス●●
FPさんこんにちは、yhママさん。小さなお子さんを抱えながらお義母さんの介護を頑張ってこられたのですね。介護の方については、プロの力を借りることになさったそうですが、ほかにも大きな悩みが・・・。では、見ていきましょう。
(1)家計全体〜借入金について
家計全体を拝見した中で最も気になったのは、借入金が非常に多いということです。
ご親戚やお子さんの貯金から借りた分を除いても、口数で6口、残高は総額およそ400万円にも上ります。毎回の返済負担が大きい上に返済期間も長く・・・本当に頭が痛いところですね。
これから将来に向けて、お子さんの教育資金やご夫婦の老後資金、住宅の修繕費用などの蓄えを作っていかなければならないのに、現実は大幅なマイナス状態。まずは以下に、契約内容に沿った今後の返済スケジュールをまとめてみました。

返済期間 月々返済額 ボーナス加算額 年間返済額
〜19年12月   (7ヵ月後まで) 44,600円 35,000円 60.5万円
〜24年11月(5年 6ヵ月後まで) 39,600円 54.5万円
〜25年 6月(6年 1ヵ月後まで) 26,700円 39.0万円
〜26年 1月(6年 8ヵ月後まで) 10,200円 15,000円 15.2万円
〜26年 4月(6年11ヵ月後まで) 3,100円 0円 3.7万円

いかがですか? このままいくと、全ての借入金が完済できるのは、現在3歳であるお子さんが小学校4年生になる頃です。そう考えると、いかに長い期間(しかも重い負担)であるかということがよくわかりますね。

さて、この借入金400万円のうち、およそ300万円は布団の代金だそうですね。ご本人も
「一番後悔している買い物です」
ということですが、どのような経緯で購入されたものなのでしょうか。もしかしたら
「訪問販売の営業トークにうまく乗せられてしまったけれど、本当はそんなに高価な布団は必要ないのよね。できることなら返品したいな」
と思ってはいらっしゃいませんか?
もちろん、自分でも一度は同意して契約を交わし、既に返済も始めているお買い物ですから、決して「右から左へ簡単に…」という訳にはいきませんが、もしも
セールスマンは、「布団の無料点検に回っています」などと言って(販売目的を隠して)訪問し、自宅に上がり込んできた
強引に売り込んできたので「契約するまで帰ってもらえない」と思い(困惑して)仕方なく契約した
などということでしたら、消費者契約法や特定商取引法に基づいて契約の取り消しができる可能性があります。
また、私からお尋ねした契約内容(借入額・金利など)について明確な回答をいただけなかった点、金額的につじつまが合わない(契約内容を誤認されている可能性)点があることから、契約書面の交付を受けていない可能性も疑っているのですが、この辺についてはいかがでしょうか。
契約書面を受け取っていない
実は、クーリングオフを申し出たのだが、うまく言いくるめられて結局クーリングオフできなかった
などの場合も、同様に契約の取り消しができる可能性があります。
「心当たりがある」ということでしたら、地域の消費生活センターなどへ相談に行ってみられることをお勧めします。

しかし、業者の勧誘方法に問題があったにせよ、なかったにせよ、なぜこのような状況になってしまったのか、yhママさんはしっかり考える必要がありますね。
借入時期、借入額、適用金利、償還期間などといった基本情報を確認させていただいた際に、yhママさんが正確に把握してご回答下さったのは、借入時期と償還期間、毎回の返済額まででした。
布団の分の適用金利については全く情報がなく、「借入額(元金)」ということでご回答いただいた数字については、実は、支払利息を含めた「返済総額(元金+利息)」でした。
車の分については、一応ひと通りの条件をご回答いただいたのですが、数字が合いませんので、借入額・償還期間・適用金利あたりの条件をどこか間違って認識されているのではないかと思われます。
また、これらの借入金について、ご本人は「ローン」と表現していらっしゃいますが、お話の流れから推察すると「ショッピングクレジット」である可能性が極めて高いですね。
まとめると、目先の便利さだけで内容を理解しないまま借金をしてしまっているということではないでしょうか。金額の大小にかかわらず、実はこの「わからないで借りる」というのが最も危険なことだと私は考えています。
とにかく今後は、少なくとも現在の借入金が全て返済できるまでは、どんなことがあっても新たな借り入れは絶対にしないという覚悟を持って下さい。

では、どのように返していきましょうか。
繰り上げ返済で早期完済を目指すにせよ、契約通り返済を続けながら並行して貯蓄に励むにせよ、生活にゆとりを求めるにせよ、世帯収入をいかに増やすかという方向で考えないと厳しいように思います。
ごく最近までは、お義母様の介護があるため勤めに出られない状態だったようですが、そのお義母様がグループホームに入所なさった今となっては、勤めに出ることは十分可能なのではないかと思いますがいかがでしょうか。
お子さんが小さいので、もしかしたら「まだまだいっしょにいてあげたい」という気持ちもおありかもしれませんね。ですが、はっきり言って今の家計は何とか微妙なバランスを保っているにすぎない状態です。近年中に幼稚園の月謝が必要になる可能性は高いですし、車の買い替え需要もそのうち発生するでしょう。そのようにごくありふれたことで、いつ多重債務状態に陥っても不思議ではないということを自覚しましょう。
(2)生命保険について
夫の死亡保障については、見直しすることで保険料を軽減できる可能性が高いと思います。収支の状況から、万一の場合の必要保障額を計算してみましたので参考にして下さい。

〜ご提案のプラン〜
  (1) 葬儀代や借入金の返済費用、その他予備資金として一時金1,000〜1,500万円程度
  (2) 遺族の生活資金やお子さんの教育資金として月々受け取り10〜15万円程度
(1)については、保険期間10年程度の定期保険で準備するのが適当でしょう。10年の間に状況が変わったら、また見直しましょう。
(2)については、短く考えてお子さんが独立するまでの20年分、できればyhママさんが老齢年金を受け取れる65歳までをカバーする収入保障保険を用意しましょう。

その際に、(1)(2)は別々の契約にすること。そうしておくと、後々見直しが行いやすく大変便利です。具体的な保険商品については、複数の会社から見積もりを取って比較し、条件のいい会社と契約しましょう。
このような方法で、必要な保障はきちんと維持しつつ、夫の死亡保障部分にかかる保険料の2割程度をカットできると思われます。

ご夫婦の介護年金については、どのような場合に受け取れるのか理解した上で契約されていますか? 保険会社が保険金を支払ってくれる「要介護状態」というのは、おそらく思っていらっしゃるより厳しいものですよ。
今一度、保険金が受け取れる「要介護状態」というのがどういう状態なのか確認しましょう。私は、この年金に保険料を払うことよりも、この分のお金を借入金の返済に回す方が、はるかに優先度が高いと思います。
♪ 最後に ♪
お便りを拝見して、私は「yhママさんはきっと正直で優しい人なんだ」と思いました。そんなyhママさんに対して、本当に厳しいことばかり書いてしまったと思いますが、今の世の中はyhママさんのような人がはまりやすい「落とし穴」が山ほどあると思います。だからこそ、そんな人がいつの間にかジワジワと辛い状況に追い込まれていくのが耐えられないのです。yhママさんをはじめ、多くの「正直で優しい普通の消費者」が「落とし穴を見極めて避けて通る力」を身につけて下さることを願ってやみません。

コメント作成:ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美
このページのトップへ

Copyright(C)2001-2008, SANTEC Corp. All Rights Reserved.