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テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪
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お母さんに必要なのは、聞く力と共感する力
2007/10/9
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。

今日は、お母さんに必要な2つの力の話をしたいと思います。

1つめは「聞く力(=受け入れる力)」
そして、2つめは「共感する力」です。

「子どもが口下手なのは、お母さんが聞き下手ってこともあるのよ」って、
友人の教師が話していました。

聞き上手になるってたいへんです。最後まで聞くことができずに、
つい、先回りしたり、結論を押しつけたりしがちです。
特にネガティブなことには、過剰に反応しちゃっていませんか?
私だけ?

子どもに、
「学校に行きたくないなんて、何があったの? ちゃんと理由を聞かせてよ」とか
「ゲームがほしいって、どうせすぐ飽きちゃうんじゃないの」なんて、
言ってしまってました。ごめんなさい。ダメダメ母さんでしたね。まったく。


「話を聞く」というのは、実は受身ではないんです。
子どもがどのような気持ちで、どのような反応を期待して、話しているのか、
言外のボディランゲージからも察していかなければなりません。
これって、積極的に聞こうとしないと、わからないことなんです。

だから、耳を傾けるだけじゃなくて、
顔を見て、相づちをうちながら、最後まで話を聞かないとダメ。
大事なことは「顔を見る」ことと、「最後まで聞く」ことです。

料理をしながら、洗濯物をたたみながら、何かをしながら、
子どもの話を聞いていませんか? 子どもの顔を見ずに、話を聞いているのなら、
それは「聞いていないこと」と同じ。

一度、ご自分のお友達とこんな実験をしてください。
お友達にヨコを向いてもらい、その姿勢のまま、あなたの話を聞いてもらいましょう。
あなたを見ないようにして、相づちも少なくしてもらいましょう。
話す内容は、最近あった楽しい話。これを3分間続けてください。
どうですか?

楽しい話もだんだんとつまらない話に思えてくるでしょう。
そういうときの3分は長く感じて、途中で「話したくなくなる」ことが多いです。

もしそうだとしたら、それはいつもあなたの横顔や後姿を見ている
子どもの気持ちかもしれないですよ。子どもは、
「もう、話さなくてもいいや」「話してもつまんない」と思っているかも・・・

あなたは子どもが話している間、いつも子どもに、あなたの横顔や後姿を
見せていませんか? 話かけられたら、手を休めて子どもの目を見ましょう。
意識しないとなかなかできませんよ。

最近よく娘から「ちゃんと話を聞いている?」って何度も注意をされます。
「はい、はいっ」と私。
「返事は一度でいいの!」って娘。
小さいころはちゃんと話を聞いていたんですけどね。
大学生にもなったら、ちょっと手抜きで。反省しています。


もう1つ大事な「最後まで聞く」ことは、「共感する力」につながります。

話の途中で「どうしてそんなことをするの?」とか
「そうじゃないでしょ」とつい先回りしたり、結論を言いたくなったりします。
そこはグッとこらえて、最後まで聞きましょう。

そして、親としての自分の気持ちや、正悪の判断、間違っているか否かよりも
まずは、そのように思った子どもの気持ちを受け止めましょう。

そういう気持ちでいることを認め、それを受け入れ、その上で、
共感していること、気持ちを理解していることを伝えることが必要なんです。

「ふざけて上履き、隠すんだよ。あったまきたよ。」
「そうだね、そんなことされたら、あたまにくるよね」

それだけで子どもは「自分の気持ちを認めてもらえた」という安心感が
芽生えてきます。

同じ言葉を使ったり、「なるほどね」「そうだったの」「たいへんだったね」と
共感する言葉をたくさん使ってあげることが、「この人と話してよかった」と
思ってもらえることにつながっていきます。

注意点は、そういう共感を示したあとで
「詮索したり、根掘り葉掘り聞いたりしない」こと。

「それでどうしたの?」「いったい何があったの?」
「ちゃんと話してちょうだい!」なんていったら、水の泡。

少し問題が残りそうであれば、「それは困ったね。どうしたらいいと思う?」と
自分で考えられるように仕向けてみましょう。あるいは
「そうね、どうしたらいいかしら」と、いっしょに考えることもいいですよね。

そして、実行できるように背中を押してあげればOK。
「やってみよう」「あなたならできるよ」と、後押ししてみましょう。

こんな言葉がけができるようになったら、子どもと良い関係を結べますよ。

思春期になったら、子どもはなかなか親との会話に乗ってきません。
というより、プッツリと会話がなくなります。
もうそれこそ、あきらめずに話しかけて、何とかコミュニケーションを
とる努力をしなくては、心がどんどん離れてしまいます。

できれば小さいうちに「親と話すのも悪くない」「結構楽しいもんだ」という
経験をさせておくことが、コミュニケーションのきっかけになったりするので、
大切ではないかと思うの。


私自身、いろいろ失敗もしてきました。でもそのおかげで修行を重ねて、
なんとか、子どもたちと良いコミュニケーションが取れるようになってきたんです。

いくつになっても親は親、
子ども対して手抜きはできないなぁ、というのが実感です。

私と同じ失敗をしてほしくないので、先輩ママから教わったことやコーチング、
心理カウンセリングで学んできたことを、混ぜてお伝えしています。
なにか1つでもヒントになればうれしいです。

思春期の子ども達とのコミュニケーションについては、また日を改めて。

このコーナーへの感想をお寄せください。

安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。

★メールのあて先 → mlmom@mom-c.com
担当:安田まゆみ
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