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テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪
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思春期の子どもと、どう向き合う?
2007/10/23
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。

「最近、うちの子どもは何を話しかけても返事もしない」と悩むお母さん!
お子さんは、小学校高学年くらいでしょうか?
確かに、たいてい、小学校高学年から思春期にかけて、ぷっつりと話さなくなります。

だからといって、口を開くのを待っていてもはじまりませんね。
コミュニケーションがなければ、子どもが抱えている悩みも、深刻な問題もわかりません。
思春期という難しい時期を乗り越えるために、親も努力が必要なの。

「何でも話し合える家族」は理想ですが、実際には、そう上手くはいきません。
表面的な会話はできても、「友達から仲間はずれにされていること」や
「友達とトラブルになって、孤立していること」を、自分からは話してくれないですからね。

だから、私は、子どもが思春期のころは、特に意識して
いつも話しかけるようにしてきました。「ああ、お母さんに話してよかった」と
思ってもらえる会話をしたいと思って、頭ごなしでなく、
信頼感をもってもらえるように気をつけながら、試行錯誤をしてきました。

それが子どもの心を穏やかにさせ、安心感をもたせることにつながると
思っていましたから。

私がいろいろ実践してきた中で感じた“コツ”は、相手を尊重するという立場に立って、
 1.口うるさくチェックしない
 2.根掘り葉掘りきかない
 3.問いつめない
というところでしょうか・・・と、書くのは簡単ですが、これが結構難しいの。

例えば、中学生になったら、プライバシーをもたせることも、
親として、考えなくてはいけません。

「出かけるの? 何処に行くの?」と聞いたとき、言葉を濁すことがあったとしても、
それ以上は詮索しないようにしたいもの。

「何時ころに帰ってくるの?」くらいは聞いてもいいし、
「今日の夕飯をみんなそろって食べたいから、8時には帰ってきなさいね」くらいは
言ってもいいと思うけど。最後はきちんと「楽しんできなさい」って言ってね。
決して「誰と行くの? 危ないところじゃないでしょうね」なんていってはダメですよ。

帰りが遅くなったときも、頭ごなしに「今何時だと思っているの!」
「いったい何してきたの!」と、言いたい気持ちはわかるけど、
本人だって「まずいナ」とは思っているはずだから、追い討ちをかけるように言うのはNG。

「帰りが遅いから、何かあったんじゃないかって、とても心配したわよ」くらいで
とめておきましょう。つい小言を言いたくなるけど、ガマンガマン。

でも、すごく遅くなったときなどは、こんなひと言を、つけ加えてもいいかも。
「今日はいいけど、今度、なにかの都合で遅くなるようだったら、必ず電話してちょうだい」

いずれにしても、子どもたちにも友達関係のつき合いがあることを理解して、
尊重する態度が必要なんだと思います。

「親業」は、たいへんですけど、努力していかなくちゃね。
親は子どもをもったからといって、自然に親になれるわけではないのよね。
もちろん、生物学的な意味では親ですが、そのままではピヨピヨの未熟な親。
親らしくなるために、毎日修行を積んでいくんですね。(私は今も修行中です!)

「修行」は、いろいろあるけど、親として子どもと向き合ったときに、
どれだけ子どもを見てあげられるか、待ってあげられるか。親が理性的にならないと
できないことだけど、こんなことも「修行」しないと身につかないです。

大きくなって、思春期に入ると、自我が芽生え、自立を意識し始め、そして
親の目が行き届かない時間が半分以上になってくる。
手がかからなくなるから、楽になるかと思うと、そうじゃないのよね。

親が見ていないところで傷つくこともあり、
そのせいで、かたくなに心を閉ざすこともあるでしょう。
それをどうやって解きほぐしたらいいのか・・・。
考えるだけでも、ものすごくしんどいよ。

かたく心を閉ざした子どもに、
「私はあなたの味方だよ」「安心して、話していいんだよ」
「ここは、あなたの帰ってくる場所だからね」ということを、
伝えることがどれだけタイヘンか。

 「この前、保護者会で、こんな話が出たんだけど、どうなのかしら?
  お母さん、気になっているんだけど、話聞かせてくれる?
  今いいかな? 今がダメなら、いつならいい?」

と言ってみて。子どもがあんまり話してくれない場合でも、

 「お母さん、今こういう気持ちだから、あなたと話をしたいなと思っているんだ。
  ちょっと落ち着いてから、お母さんと話してもいいなと思ったら、話さない?
  ご飯食べてからでもいいよ。明日の朝にしようか? いつがいいかしら?」

とかね。いろんな方法で、伝え続けましょう。

理性をもってきちんと伝えれば、子どもにもきっと伝わるはず。
そして、子どもが何かを言ってきたら、そのときは、「他の兄弟に聞かれたくない」など、
本人の事情にも十分配慮して、2人だけで落ち着いた雰囲気で話せる場所と時間を
作りましょうね。人が見ていると本音が出ないこともありますから。

お子さんと向き合っていて、どうしたらいいか迷ったら、ご自分のお母さんに、
「私が子どものころって、どうだったの?」とか、「お母さんは、どんな勉強をしたの?」と、
聞いてみるのもいいかも。きっと、なんらかの努力をしていたと思いますよ。

子育てについては、本を読んだり、セミナーに出たり、勉強する方法はいくらでもあるから、
「あ、いいかも」って思ったことはどんどん取り入れてね。

私の話も自分の体験をもとにアドバイスしているので、
ピーンと来る人もいれば、「うちの子にはあてはまらないわ」と思う人もいるでしょう。
万人向けの方法はないですよ。
自分とわが子にジャストミートする方法を、試行錯誤して探していくしかないんです。

親になるってことは、自然になれるのではなく、いろいろなことをとおして、
努力して「親になっていく」ものなんですね。楽じゃないですよ。でも、くじけちゃダメ。
「面倒くさいな」って手放してしまったら、そこで終わりになってしまうわ。

子どもを丸ごと信じてあげられるのは、親しかいないんです。最初から完璧な
親になれる人は少ないですから、努力が大事。毎日、少しずつ努力していきましょうね!

「自分は存在価値のある人間なんだ」と思う気持ちや
「人の気持ちになって考えられる力」を、親子の会話(=コミュニケーション)で
育てていく。そんな気持ちで、お母さんは会話術を磨いてほしいと思うのです。

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安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。

★メールのあて先 → mlmom@mom-c.com
担当:安田まゆみ
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