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| テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪ |
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2007/12/11
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。
読者のおひとりから、こんなメールをいただきました。
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幼稚園児の母で、在宅で仕事をしています。
ママ友とのお付き合いを、上手に断ることができず困っています。
このままだと、来年は役員を引き受けることになりそうです。
どうしたら、断り上手になれるでしょうか? (チキチキさん)
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在宅でお仕事、がんばっていらっしゃいますね!
「断れない」と悩んでいらっしゃる方の多くは、
「断ると悪い」と勝手に思い込んでしまっていることが多いように感じます。
「断ったら悪いわ。また誘ってもらえないと困るわ。
それに、後で何を言われるかわからないから・・・やっぱり断れないなぁ」って
思っちゃうことって、ありますよね。わかる、わかる。
でもね、意外なんだけど、断られた人は
「ああ、今日はダメなのね」っていうくらいにしか思っていないことも多いのよ。
だから、あれこれ思い悩まずに、断りたいときは、ちゃんと断りましょう。
大事なのはコミュニケーション。相手の提案を「きちんと受け止めていますよ」という
姿勢を見せながら、自分の事情をきちんと説明して、気持ちを伝えましょう。
断るのが苦手な人は、相手のお誘いをいったん受けてから「断り」を入れて
「提案」を加えることをしてみてはどうかしら。つまり、
「ダメ、無理無理。絶対、行けないわ」ではなく、こちら側の「歩み寄り」を見せるの。
そうすれば、関係が切れてしまう心配がなくなるかもしれませんよ。
ランチのお誘いならば
「楽しそうね。でも、私、在宅で仕事をしているんだけど、今週末が締め切りで。
だから、今日は残念だけど、行かれないわ。月の初めだったら、
都合がつく日もあるので、また声をかけてくださいね」
お金の問題で、断るならば、
「今日は都合で、行かれないけど、今度おにぎりを持って
公園でおにぎりランチにしない?」なんてどうかしら。
以前、私がアドバイスした人が、正直に
「子どもの受験で、わが家は節約ムードなの。夫にも協力してもらっているのに、
私だけ外食するのは気が引けるわ。お給料日の後なら、1回くらいは
ごいっしょできそうなので、また声をかけてくださる?」と言ってみたの。
そしたら、
「実はわが家もそうなのよ。毎週はちょっと、しんどいかなぁって思っていたの。
ランチは月に1回にしましょうか」とリーダー格の人が言ったんだって。
ママ友ランチは、なんとなくやめるにやめられなくて、
案外みんな、困っているのかもね。
役員を決めるときだって、同じですよね。誰かが引き受けなければならないならば、
自分のできる範囲をきちんと伝えて、「このような条件ならばできます」という
姿勢を見せることが大事ではないでしょうか。
「日中、仕事があるので、役員はできないけれど、当日は朝から
お手伝いができますから、当日の係にしていただけますか」とか、
「毎週のミーティングは難しいですが、月1回ならば何とかなるかもしれません。
どなたかいっしょにしていただけるのでしたら、お引き受けできます」
などと言うのはどうかしら。
私は娘が高校2年のときに、PTAの広報委員を引き受けました。
あのときは、1年のときの役員さんがやめちゃって、広報の引き受け手がいなくてね。
保護者が集まったときに缶詰状態にされて、決まらないと帰れない状況に
追い込まれちゃったわけ。
「急いで帰りたいから引き受けます」という人もいたし、
「こういう雰囲気が嫌いで、いたたまれないから引き受けます」という人もいました。
上手だな、って思ったのは、
「私1人ではできないので、うちの組は広報委員を3人にしてもらえませんか。
それなら引き受けますので、どなたかいっしょにやってください」
と言った人。結局は、両隣に座った人が引き受けてくれました。
私は以前、雑誌の編集の仕事をしていたので、取材に行く時間は取れないけれど、
編集作業ならできるな、と思ったので、広報委員を引き受けたんですね。
そして、役員が決まった最初の集まりで、私は、ちょっとだけしゃしゃり出て、
「みんな忙しいだろうから、できることは何か、できないことは何か、
条件を出し合おうよ」
って提案したの。そして、私の場合は、
「平日の会議は出席できないので、部長職はできません。広報のことはある程度は
わかります。編集の経験もあるので、まとめたり、レイアウトしたりはできますよ」
と話したんですね。
他の人も、「平日なら出られます」「○○○の行事の日はダメ」
「○曜日と○曜日はダメ」と、条件を出しあって役割分担を決めました。
原稿を依頼する人、取材をして原稿を書く人、取材の写真だけを担当する人、
レイアウトをする人、見出しをつける人、原稿をチェックする人・・・。
みんなで分担すれば、作業は軽減されるんですよ。
条件があった人に学年部長をお願いする代わりに、すべてを部長に押し付けない、という
約束もしました。部長は、取材の分担からもはずして、PTAの本部の会議に出席して
全体の動きを伝えてくれる「部長職」という仕事をしてもらうことにしました。
そして、みんながそろっているときに、次の会合の約束もし、
次までにやってくることも分担しあったのね。
こうやると、いろいろなことがスムーズに進み、面倒だなと思った役員も、
楽しくなってくる。出席率98%。もちろん同じメンバーで、3年のときも広報委員を
やりました。卒業して2年経ちますが、いまだにお付き合い(飲み会)が続いています。
チキチキさんはお仕事をしているとはいえ、おうちでやっているので、周囲の人に
理解してもらうのは、たいへんだと思います。それでもくじけずに、何度も何度も繰り返し、
「私の仕事は、うちでする仕事です。締め切りもありますし、結果も出していかなければ
なりません。家にいるからって、時間があるわけではないんです」と言うべきでしょうね。
私はよく、保育園の先生とけんかしました。当時は編集者でしたから、
取材から直接自宅へ帰って、家で原稿をまとめたりしていました。そんなときに
「家にいるんだったら、子どもを預ける必要はないのでは」と言われたんです 。
カチ〜ン、ときたので、言い返しました。
「私は家にいても、仕事をすることがあります。集中して原稿を書いて、
締め切りまでに完成させないといけない仕事をしているんです。
休んでいるのではありません。編集者として仕事をしていることを認めてほしい」とね。
もしも、家で仕事をしていることで、断りきれなくて、役員を引き受けちゃったら、
せっかくだから、楽しんじゃいましょうよ。できる範囲の条件を出して、
引き受けたことは後悔しないで覚悟をきめましょう。
スケジュール管理をしっかりすれば、大丈夫。
役員を引き受けるにしろ、断るにしろ、
周囲の人を上手に巻き込んで、うまく乗り越えていってくださいね。
このコーナーへの感想をお寄せください。
安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。
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| 担当:安田まゆみ |
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