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| テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪ |
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2008/1/15
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。
先週は、「年始に考えたい家計のチェックポイント」をお話しました。
今日はその中でも特に注意してほしいことの1つ、
「住宅ローン」についてお話しましょう。
■繰上げ返済はしすぎないで!
年初から、さまざまなものの値上げの話題で、ため息が出ちゃいますね。
収入はなかなか増えていかないのに、支出ばかり増えていきます。
大事な虎の子を増やそうにも、アメリカのサブプライム問題の余波を受けて
日本の金利はしばらくは低い状況が続くでしょう。
ということは、住宅ローンの金利も当面は上がらないかもしれません。
「それなら、いまのうちに、繰上げ返済をしちゃおう!」とお考えの方、
ちょっと待って!!!
あわてて繰上げ返済をしないでください。いますることは、貯金です!
1年分の生活費、または年収分くらいの貯金がありますか?
なければそれを確保することが先決です。
住宅ローンは、将来なにがあっても、ずっと払い続けないと意味がありません。
お家を手放すことになってしまったら、タイヘンよ!
いまちょっと貯金があるからという理由で、繰上げ返済しちゃって
すっからかんになった家計に、将来、急な事情で
たくさんのお金が必要になったらどうします?
お金を借りることになりますよね。せっかく、住宅ローンという借金を
減らしたのに、また、借金を背負うことに!
しかもその金利は住宅ローンよりは、はるかに高いでしょうね。
ダブルローンを組んで、肝心の住宅ローンを払い続けることができなくなったら、
意味がないじゃない。
だから、あわてて繰上げ返済をする必要はないのです。
■繰上げ返済をすると、将来、月々の返済額が増えるケースもある!
「十分な貯金があるので、繰上げ返済をしよう!」と思っている方へ。
必ず、シミュレーションをしてください。
繰り上げ返済には、期間を短くする「期間短縮型」と、
毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があります。
先々のことをあまり考えずに、期間短縮を選んでしまうと、
金利変動型のローンを組んでいる人は、返済の金利が上がったときに、
月々の返済額が増えてしまうこともあります。
また、短くした返済期間は、後で長く戻すのは難しいです。
なにかの事情で、月々の返済額を下げるために返済期間を延ばしたいと思っても
できないこともあります。
それから複数の住宅ローンがある場合、「金利の高いほうから返すほうがいい」と
思っていませんか。
必ずしも、そうとは限らないんですよ。住宅ローンの借り方や金利、
残高、返済額によっていろいろな場合がありますからね。思い込まずに
必ず、金融機関や専門家に聞いて将来の家計への影響をシミュレーションして
確認しましょう。
■定年までに完済すればOK。必要以上に短くしないで!
70歳までなど、返済期間を長めに組んでいる人も多いけれど、
そんな頃までお仕事があるかわからないので、できれば、
定年のときくらいまでには、完済できるようにしたいですね。
でも、それ以上に無理して短縮する必要はないですよ。
万が一の場合は、団体信用保証があるので、それを利用すればいいのです。
住宅ローンの繰上げ返済をした挙句、貯金がなくなり
結局、教育資金が足りなくなって、住宅ローンより金利が高い
教育ローンを組むはめに陥ったら、仕方ないものね。
いますぐに使うアテのない余剰資金は、できるだけ貯金というカタチで
とっておいて、住宅ローンの金利が上がるときに必要なだけ
繰上げ返済をしましょう。タイミングは、結構、難しいです。
■住宅ローン減税を利用している方、要注意!
すでに住宅ローン減税を受けている方(平成11年〜平成18年に入居の方)へ。
昨年、所得税の一部が地方税に切り変わったことで、
所得税が減ったので、住宅ローン減税による還付額が、
所得税よりも多くなるケースが出てきました。この所得税から減税を
受けられなくなる分を、住民税で補う経過措置がとられます。
ただし、これは、手続きが必要です。
確定申告をしている人は、3月15日までに税務署に、そうでない人は
市区町村役場へ「住宅借入金等特別税額控除申告書」を提出しましょう。
これから住宅ローン減税を受ける方(平成19〜20年に入居の方)は、
平成19年から住宅ローンの減税期間が、10年または15年の選択制に変わりました。
このような制度変更もありますので、住宅ローンを組んでいる方、
組もうかなと考え中の方は、ちゃんと確認をしてくださいね。
今日は、「年始に考えたい家計のチェックポイント」として、
「住宅ローン」についてお話しました。次回は「教育資金」について
お話する予定です。
それではまた来週、お会いしましょう。
このコーナーへの感想をお寄せください。
安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。
★メールのあて先 → mlmom@mom-c.com |
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| 担当:安田まゆみ |
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