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テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪
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お金のこと、お子さんにどこまで話していますか?
2008/3/11
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。

食パン、めん類、練り製品・・・買い物に行くと、食品の値上がりを感じますね。
レストランでも、「春のメニューになりました」なんていう
フレーズがついているものは、いままでよりも高い気がします。

私のところにも思うように教育資金などが貯まらないと
相談に来られる方が急増しています。

みなさんが口にするのは、収入を増やそうとしても、
妻の再就職先がないのだそうです。
確かに、地域によっては経済が冷え込んでいて、
夫の給料やボーナスがカットされてしまった、という話を聞きます。

出張で訪れた先でも、駅前の商店街に活気がないのを感じることがあります。

厳しいですね。

このような危機は、家族が支えあって乗り切らなくてはいけないんです。
たくさんのご家庭を見てきてそう思います。
いや、たくさんのご家庭から、「教え」られました。


ところが、親が家計を支えるのに苦労していることを
「子どもたちが知らない」そんな現実もあります。

特に、都市部で暮らしているお子さんは、のほほ〜んとしているというか、
その現実を知らされていませんね。

わが家の子ども達もそうでしたもの。

  家があって、食事はもちろん、外食もできる。
  高校に行くのだって、お小遣いをもらえるのだって、当然だし、
  お休みになれば旅行もする。

そういう生活を当たり前だと思っている・・・ように見えます。

そういう生活を維持するために、その裏で親がどれだけがんばっているかを
知らなすぎる子ども達が多いことを感じています。


私は、いま、小学校の子ども達に盛んに行なわれている金銭教育に
疑問を感じます。
流通や株、投資というものにフォーカスされすぎているような気がしています。

お金の価値や、ほしいものは貯めてから買うことなど、
お小遣いの使い方を教えるような、金銭教育は良いですね。

中学生になったら、クレジットカードでの支払いは借金だよ、というようなことは
大いに教えるべきでしょう。

高校生になったら、お給料の仕組みや、税金のことを理解し、
家賃がいくらくらいかかって、食費がいくらくらい必要になる、ということぐらいは、
知っておくべきです。

そして、1人で生活するとしたら、敷金、礼金からはじまって、
食費、光熱費・・・大体、いくらくらいの生活費がかかる、という
シミュレーションをしてみるといい、と思っています。

さらに、それだけの生活費を稼ぐために、親がどのくらいがんばっているのかも、
きちんと、伝えたいところです。


親のがんばりを、わかりやすく伝える方法として、
先日、次のような方法を何かで読みました。

それは、子どもがピアノをほしがったので、
「30万円のピアノを買うために、お父さんがどれだけ働く必要があるかを計算した」
という話です。

ほんとうにやってみるといいな、と思いましたね。

単純に『1ヶ月のお給料』ではないですよ。毎月のお給料から、
税金や生活費をひいて残った分が貯金です。
30万円を毎月貯金できる額で割れば、
30万円を貯めるために、何ヶ月かかるかが、わかりますね。

毎月1万円分の貯金ができる場合は、30ヶ月、つまり2年半かかるし、
2万円なら、1年3ヶ月です。その期間に、お父さんが働く時間は、
いったい、何時間になるのかを計算してみましょう。

その間は、他のために使うお金の貯金は一切できませんから、旅行はもちろん無理。
もしかすると、外食や、ちょっとしたレジャーもあきらめないと
いけないかもしれませんね。

私が読んだのは、「ピアノ」でしたが、「大学の1年間の学費」や、
「塾の費用」など、いまお子さんにかかっているものの金額で
試算してみるといいと思います。

まだまだ、世の中には、お金のことは親が心配すればよく、
子どもは知らなくてもいい、という風潮があると思います。

でも、生活するって、タイヘンなんだよ、ということを
しっかりと子ども達に伝えることも、私たち大人の責任の1つだと思うのですが、
いかがでしょうか。

このコーナーへの感想をお寄せください。

安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。

★メールのあて先 → mlmom@mom-c.com
担当:安田まゆみ
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