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テレビや雑誌で活躍中のマネーセラピスト 安田まゆみさんによるコラム。家計に関する内容だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報を毎週お届けします♪
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わが家流をさがしましょう(子どものお小遣い)
2008/4/22
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。
今日は読者の方からいただいた、こんなメールをご紹介しましょう。

わが家は、小5と小2の双子の三人娘です。
特に5年生の長女の交友関係に、疑問を感じます。

小学生で映画だの、遊園地だの、プレゼント交換だのと、
すべて親がお金を出すみたいなんです。うちは小遣いの範囲で
やりくりするように言ってますが、派手だなぁと感じます。

物があふれる裕福な時代がこうさせるのでしょうか?
お金の与え方も大事ですよね。

メール、どうもありがとうございます。
今日は、Aさんと呼ばせていただきますが、次はペンネームを添えてくださいね。

Aさんのおっしゃるように、お金の与え方は、大事です。
「お小遣いは、いつごろ、いくらからはじめたらいいですか?」というご質問も
よくいただきますが、それぞれの家庭でどう考えるか、によるんです。
「何年生なら、○○円」というような画一的なことは、言えません。

私がお小遣いを渡していた時代と、いまとは全く事情が違います。
いまは、子どもをもつ親のための雑誌もたくさんありますから、そういうものを参考にしたり、
先輩のママさん、パパさんに聞いたりして、お母さん・お父さん達も勉強してください。

そして、親が子どもと一緒に、お金のことについて考えられる範囲の金額で
お小遣いをはじめるといいと思います。お小遣いの問題は、渡せば終わりではなくて、
どういう渡し方や、使い方をするか、子どもと一緒に考えることのほうが大切です。

子どもの性格によって、お手伝いをしたら渡したほうがいい子、
先にお小遣いを渡しても大丈夫な子など、いろいろです。
お小遣い帳は、できればつけてほしいけれど、
几帳面にお小遣い帳をつけられる子、つけられない子もいるでしょう。

最低限のお小遣いを渡して、それ以上ほしい場合は、お手伝いをしなさい、というルールや、
漫画は1冊はお母さんが買ってあげるから、
他のものはお小遣いの範囲でやりくりしなさい、というルールなど、
その子にあったやり方を探していくしかありません。

そして一度決めたらルールであっても、子どもの様子を見ながら、
1〜2年かけて見直していくといいと思います。

お小遣いを渡したとたんに使い切ってしまう子に対して、
「なんで、また、使っちゃったの!」と怒るのではなく、
「お小遣い、いつもすぐ使い切っちゃうみたいだけど、渡し方のルールを見直そうか。
 いま、毎月400円にしているけれど、毎週100円にする、というのはどう?」と、
言えるような、お母さん・お父さんの側に気持ちの余裕がほしいですね。


3〜4年生くらいになれば、
「ノートや鉛筆はお母さんが買ってあげるから、自分が本当にほしいものに使いなさい。
 お友達にあげるプレゼントについても、その都度、予算を決めて、工夫してやろうね」
と言えば、できると思うんですね。

年齢が上がれば、活動範囲も広がりますから、5〜6年生くらいになれば
Aさんのお宅のように、お友達同士で映画を見に行くなども出てきますよね。

そういうお子さんの年齢や、性格、様子、そして、親が教えられる範囲で
ルールを決めればいいと思います。

「小学生で映画だの、遊園地だの、プレゼント交換だのと
 すべて親がお金を出すみたいなんです。」
とのことですが、悩ましいですね。

わが家では、外食にお金をかけるよりも、子どもが小さいときから
良い映画や演劇を見せることにお金を使おうと決めていました。

それは住んでいるところが東京で、身近に映画館もあるし、
演劇も子どもたちに見せたいような作品が、比較的多く上演されているという
恵まれた環境だったからだと思います。そんなわけで、お友達から映画に誘われたら
行かせるようにしていました。

でも、お誕生日とかプレゼント交換にはお金をかけない方式で臨んでいました。
プレゼントはお小遣いの範囲でやらせていましたから、手書きの自作のカードと
手作りのクッキーなどになりましたね。(手伝わされましたけど)

娘の小学校の頃に、ファーストフード店が企画したバースディ・プランがあって、
そこにお友達を招待するというのが、流行ったことがありました。ご招待された人は、
自分の誕生日のときにはご招待をする、という、なんともすごい循環になっていました。

わが家では早々に「あなたの誕生会のときはあそこではやらないよ」と娘に
言い聞かせておきました。

そのかわり、「わが家でパーティをする」と決め、
子どもたちといっしょに、短冊で輪を作ったり、ティッシュで花を作ったり、
絵や写真を大きく飾ったりとおもてなしを大いに楽しみました。
ご馳走はありません。ジュースとか、ちょっとしたお菓子とかです。
それよりもみんなで楽しめるゲームをしたりすることで、大いに盛り上がりました。

あとから、お友達のお母さんから、
「うちも呼ばれたことがあるから、
 あそこでやらなきゃならないのかと、気になっていたんですけど、
 やめてもいいんですよね。安田さんに勇気をもらいました」
なんて電話をいただきました。

そんなこともあるんですよ。
周りがやっているから、やめたいけどやめられない。
子どもが肩身の狭い思いをするんじゃないか・・・。
お互いそう思いながら続けるってこと、変だけど、ありますね。
よそのお母さんに聞いてみれば、案外、同じようなことを考えているかもしれません。

行かせたくない。やらせたくない。そう思ったら、勇気をもって断る。
その理由を子どもに伝え、理解してもらうことではないでしょうか。

だけどその前に、夫婦で「わが家ルール」を決めましょう。
あれもダメ、これもダメ、ではなくて、
「小学校の5年生までは、映画はお母さんたちといっしょに行くのがわが家ルール。
 春、夏、冬と3回は行くよ。」とか
「6年生になったら、年3回は自分の好きな映画をお友達と見てもいいよ。
 そのときはお金を出してあげるけど、しっかりと選ばないとダメだよ。」とかね。

それから、改めて、お子さんに、どういうお金の使い方をしているのかを、
説明してもらうというのも1つの方法です。

お子さんの説明を聞いて、納得のいく使い方をしていることがわかったら、
お小遣いのルールを見直してもいいですし、いまのルールのままでもいいのです。
お友達のお家のルールに振り回される必要はありません。
あくまでも、「わが家ルール」を模索してくださいね。

最初からうまくいくことって少ないと思います。お恥ずかしい話ですが、
わが家の息子はすぐ使っちゃうタイプで、その頃の私は人間修行が足らず、
「また、すぐに使っちゃって、どうするの!」と怒鳴っていました。

「わが家ルール」を作っていたんですが、それを子どもに合わせて、
少しずつ伝え方や方法を変えていっても良かったのに、そんな余裕がなかったんですね。
子どもとのコミュニケーションとか、子どもの性格を見抜く力が足りなかったんです。

下の娘については、その反省を踏まえて、いろいろな本を読んで勉強しました。
それでやっと、ほんの少しですが、余裕のある母親になれたと思っています。

親も子どもとともに育ちます。子どもにあったやり方を試行錯誤していきましょうよ。


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安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。

★メールのあて先 → mlmom@mom-c.com
担当:安田まゆみ
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