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2008/7/29
こんにちは。マネーセラピスト 安田まゆみ です。
いま、私、「おーい日本、大丈夫かい!」って思っています。
すごくイヤな感じですね。
先日も知人のアナリストから
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「 |
アメリカのサブプライム問題は、まだしばらく尾を引きそうだが、
アメリカの場合、景気が後退しても資源国なので、回復力はあるだろう。
しかし、日本はどうか・・・
先日の株式市場では、12日間も連続して株価が下がった。原因は外国投資家の
日本株の売却。日本は資源もないし、食料自給率も40%以下。
いままでは技術立国として、輸出でがんばってきたけれど、
現在は世界中の工場で同様の技術が広まっていることもあり、
世界から見ると日本は魅力的には映っていないようだ。」 |
なんていう話を聞いてきたところです。
日本の国力、信用力や経済力の低下の見える中、インフレがはじまりましたよね。
成長率が見込めないのに、ものの値段が上がって、庶民はものを買えない、買わない、
だから小売業が振るわない、流通が悪くなり、景気が悪くなる、
給料はますます上がりにくくなる、景気対策はないのに社会保険料は上がって、
実質の手取りは減っていく。だからものを買わない・・・といった悪循環がはじまりそうです。
私は、庶民の暮らし向きはかなり厳しくなりそうだと、
危機感を感じていますが、みなさんはいかがですか?
今回の景気後退も短くはないと思いますよ。並大抵のことでは回復しないでしょう。
私が恐怖を感じるのは、
こんな時代に突入していて、貯金がほとんどないのにも関わらず、
「なんでだか、お金がたまらないんです。つい、子どものものを買ってしまって」とか、
「コンビニ買いがやめられないんですよ」とか
「めんどくさくなると外食しちゃうんです」と平気で言う人が、まだまだいることなんです。
住宅ローンを抱えているのに、子どもに過度な教育を受けさせようとしている親もいます。
貧富の格差が広がっています。
映画を観るためのプレミアムシートに、3万円を出せる人もいるし、
19万円の靴も「これいいね」と即座に買っていく人もいる世の中です。
「わが家はそんなことできないわ」と言っていても、
子どもの教育費の積立をするよりは、今日の夕飯や外食にお金を使ってしまう家庭が
実に多いのが現状なんです。
困ったね。はぁ。
伸びきったゴムのように、緩んでいるお財布の紐を硬く結びなおすのは
意外に難しいものです。そんなとき、どうすればいいでしょうか。
子どもと一緒に「お金の使い方」を考え、「わが家流」にリセットしていきましょうよ。
夏休みですから、お金の使い方や、暮らし方をしっかり、子ども達に伝える
良いチャンスです。子どもに言い聞かせながら、自分にも暗示をかけるのです。
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「 |
お金との付き合い方で、大事なのは、貯めることではなくて、使い方なんだよ。
たくさんお金をもっていても、不正なことに使ってしまえば不幸になるし、
あれもこれもとほしいものばかり買ってしまったら、すぐになくなって、
後の生活ができなくなるよね。
お小遣いも同じだよ。1ヶ月の中で計画的に使うように考えていこう」 |
と、子ども達に伝えましょう。
ちょっと大きくなると、子どもからの逆襲がきますよ。
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「お母さんだって、すぐにアイス買うじゃん。あれも計画的なの?」 |
な〜んてね。ナイス! 突っ込み。
子どもに伝えるからには、親がまず、実行しなければなりませんね。
「買い物は、計画的にするんだ」と。
いまあるお金の中で、ほしいものの順番をつけて、買うこと。
お金がないときには、買わないこと。ほんとうにほしいものは、貯金してから買うこと。
これを実行しましょう。それが大切なお金の使い方なんです。
夏休みですから、買い物に子どもを連れて行く機会も増えるでしょう。そんなときに
買い物リストをもって、必要なものだけをさっと買っていく姿を見せるのか。
それとも、試食品の前では立ち止まり、特売であればポイポイ、カゴの中に入れ、
今晩のおかずはどうしようかとウロウロ。
こんな、どう見ても「計画的」とはおよそかけ離れた姿を見せていくのか。
あなたはどっちにしますか?
子どもにお金を計画的に使うのだと教える方法は、1ヶ月に1度行なう
「予算会議」(お母さんが1人でやってもこう言います)を見せることです。
家計簿をつけるより大事なこと。
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「 |
お母さん、なにやっているの?」 |
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| 「 |
お金の作戦会議だよ」 |
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| 「 |
なに、それ?」 |
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| 「 |
ほら、塾のお金とか、新聞代やクリーニング代をわけているんだよ。
あんたの将来の学費も、ちゃんと貯めているからね。食費にまわせるお金も
こうやるとわかりやすくなるでしょ。
夏休みだから、遊びに行くお金も取っておかなくちゃね。
楽しみにしている映画も見に行こう。だから、今月は
ファミレスには行かないよ。どれもこれもっていうわけにはいかないからね」 |
こんな会話ができたらいいですよね。
私は子育てではいろいろな失敗をし、いろいろな場面で迷い、右往左往してきました。
そんな私ですが、お金との付き合い方や、暮らし方については、
少しは子ども達に伝えることができたようです。
というのも、先日、娘がこんなことを言っていました。
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「 |
小さいときから、ほとんどファーストフードに連れて行ってもらわなかったから、
大人になっても、食べたいと思わないんだ。大学の友達からよく誘われるけど、
行きたくないって言ったら、プチセレブだって言われたよ(笑)。
家で食べたり、お弁当をもって行った方がいいのにね。外食はめったに
行かなかったけど、わが家はきちんとしたレストランに行ってたよね。
ファミリーレストランには行かなかったでしょ。
それも友達に話したら、そんな家はプチセレブなんだって言うんだよ。
おかしいよね。しょっちゅう行く方がお金かかるし、
家で食べられるようなものばかりでしょ。そんなことにお金を使うって
どうなんだろうね。
なんか基準がないって言うかさ、違うんじゃないって思うんだけどね。
家では食べられない、おいしいものを誕生日とか記念日に
食べに行くっていうのが、外食ってものじゃないの?」 |
どうやら、息子も娘と同じように思っているようです。
私が伝えたいお金の使い方の一部ですが、伝わっているんだなぁ、と実感しました。
小さいころの積み重ねが、いまになって響いてきているんですね。
偉そうなことは言えません。私もまだまだなんです。
すぐにはわかってもらえなくても、大人になって、暮らしに困らないように
いまから子ども達にお金の使い方を、コツコツと伝える努力を一緒にしていきませんか。
子育て、特に教育の面、ゲームの与え方や、思春期のころの付き合い方など、
たくさん失敗をしてきました。もっと早い時期にコミュニケーションだとか、
カウンセリングだとかの知識をもっていれば、
子ども達ともっと良い関係が築けたのではないか、と思うこともあります。
だからこそ、同じ失敗をみなさんには繰り返してほしくない・・・
こんな思いから、みなさんにいろいろなアドバイスをさせていただいています。
うるさいな、と思わずに、安田が失敗から学んだことに、耳を傾けてもらえたらうれしいです。
このコーナーへの感想をお寄せください。
安田さんへの質問や、
こんな話を聞かせてほしいといったご要望も、お待ちしています。
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