知っている人は知っていると思いますが、
世界恐慌1954年、バブル崩壊1990年、これらは全て午(ウマ)年の出来事・・・
馬といえば人間の良きパートナーというイメージがありますが、
中には人間とはウマが合わない馬もいる模様。
ひいっ、かまないでぇ〜(>_<)
先人は馬と共に歩んだ長い歴史からどんなことを学んだのでしょうかっ?
「馬」にまつわることわざから、午年を賢く生き抜く知恵を拝借しておきましょう!
★人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
人生における幸不幸は変転して予測しがたいものだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。
昔、塞の国の翁の馬が胡の国に逃げてしまったが(不幸)、まもなくその馬が胡国の名馬を連れて戻ってきた(幸)。ところが翁の子がその馬から落馬して怪我をした(不幸)。しかし胡国が攻め込んできた時、国中の若者が戦死したが、怪我のおかげで兵役を免れて死なずにすんだ(幸)という故事から。
★馬には乗ってみよ、人には添うてみよ
馬には乗ってみないと、人とは親しく付き合ってみないと、良しあしは分からない。物事は実際に経験してみないと分からないということ。
★駑馬十駕(どばじゅうが)
のろまな馬も十日間乗って走らせれば、一日に千里を走る名馬に追いつくことができる。才能の劣った物も、努力を続ければ賢人に追いつくことができるというたとえ。
★尻馬(しりうま)に乗れば落ちる
他人の言動に便乗して無批判に物事を行うと、失敗する。
★子馬の朝駆け(こうまのあさがけ)
子馬は朝は元気に走り回っているが、やがて疲れてしまう。初めに力を入れ過ぎて早く疲れてしまうこと。
★荒馬の轡は前から取れ(あらうまのくつわはまえからとれ)
思いきって正面からくつわを取れば、あばれ馬もおとなしくなる。 困難なことには小細工をせずに、堂々と正面からぶつかるのがよいということ。
どれも含蓄がありますね^^
他にも「馬」を含む慣用句は沢山あります。新年の挨拶などに使えそうですね。
さあ、これで今年も「ウマ」くゆく!?
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
次号は1月21日(火)発行です。どうぞお元気で!(*^ー^)ノ☆。・:*:.・★
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